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青葉城恋唄

「青葉城恋唄」(あおばじょうこいうた)は、仙台城(青葉城)の城下町を基礎に発展した宮城県仙台市の風景を用いた、星間船一による失恋の叙情詩で、さとう宗幸によってイ長調の曲が付けられ歌謡曲となった。1978年(昭和53年)5月5日にさとう宗幸のデビュー曲としてシングル発売され、同年6月1日にダークダックスもシングル発売した。仙台のご当地ソングとみなされており、歌詞にある仙台の雅称「杜の都」を広めた。1977年(昭和52年)4月からNHK-FM仙台「FMリクエストアワー」のDJとなったさとうは、同ラジオ番組内のコーナーでリスナーから寄せられた詩に曲をつけて歌をつくっていた。同年6月、リスナーだった星間が寄せた詩をもとに、さとうが編詩をし、当曲が誕生した。当曲は仙台のFMで繰り返し流され、地元宮城県ではさとう宗幸の曲として定着していった。その頃、当曲はデモテープに入れられてキングレコード(東京都)に持ち込まれ、ディレクター(当時)の赤間剛勝(仙台出身)が気に入るところとなり、レコーディングされることになった。地元で人気とは言え全国的には無名のさとうを宣伝費をかけずに売り出す手法として赤間は、長年キングレコードの専属で当時ポリドールへ移籍していた有名コーラス・グループのダークダックスと競作させることにした。1978年(昭和53年)5月5日にさとう、6月1日にダークダックスと、約1ヶ月遅れて発売されたにも関わらず、当初はダークダックスの方が売上が多かった。6月12日に宮城県沖地震が発生すると、復興の意をこめてさとうが生中継で歌い上げたり、半年前に完成したばかりの国鉄(現JR東日本)仙台駅(現駅舎)でも特急列車が到着する度に流されたりされるようになるなど、さとうの歌う当曲も全国へ発信されるようになった。キングレコードもさとうをプッシュすることにし、仙台七夕花火祭(8月5日)の西公園ステージでは、当曲を歌うことになっていたダークダックスに対抗し、浴衣を着た宮城学院女子大学生約10人が並ぶ前でさとうが当曲を歌い上げる演出を行った。そして、仙台七夕まつり(毎年8月6日・7日・8日開催)頃から売上が逆転した。当時は「地方の時代」という言葉が流行語だったが、東京から東北本線特急利用でも4時間以上かかる仙台(現在は東北新幹線で最速90分)から発信された当曲は「地方発の歌」の代表的存在として多くのメディアに紹介され、全国的にも「青葉城恋唄」はさとうの曲として定着した。そのため当曲でさとうはこの年の第20回日本レコード大賞・新人賞、第7回FNS歌謡祭・最優秀新人賞にも選ばれ、さらに『第29回NHK紅白歌合戦』にも初出場を果たした。最終的な売上はさとう宗幸110万枚、ダークダックス30万枚となり、ダークダックスとしてはヒットし損ねた形になったが、当曲がきっかけとなり、ダークダックスのマンガさんこと佐々木行(福島県出身、愛知県育ち)と、さとう宗幸(岐阜県出身、宮城県育ち)が親類(はとこ)にあたることがわかった。さとうが「青葉城恋唄」を発売してから約3ヶ月半後の8月21日には倍賞千恵子にカバーされ、倍賞のアルバムに収録されて発売された。さらに同年には秋庭豊とアローナイツ、翌1979年(昭和54年)には新沼謙治、大屋政子、石川さゆり、八代亜紀、森昌子、フランク永井、五木ひろし、和田弘とマヒナスターズと、男性歌手・女性歌手問わず次々カバーされた。また、1979年には香港で広東語バージョンが、1980年には台湾で(台湾)国語バージョンが発売されるなど、中華圏でも早い内から次々カバーされた。所ジョージが本作と同じコード進行を用いて「西武園恋唄」というパロディソング(コミックソング)を作ったこともある。その後も数々のアーティストにカバーされ、さとうのフォークソング、ダークダックスの合唱曲とは曲調が異なるムード歌謡、演歌、R&B、テクノポップ、ジャズ、ヒーリング・ミュージック、イージーリスニング、ボサノヴァなどにアレンジされた楽曲も生まれた。このような過程で当曲は、さとうやダークダックスのファン以外にも浸透していくことになった。さとう自身も当曲を何度もシングルで再発売し、「さとう宗幸全曲集」や「青春歌年鑑」など複数のアルバムにも収録しており、現在では懐メロの定番ソングとなっている。仙台で活躍していたシンガーソングライター・さとうは当曲により全国区になり、TBSテレビの桜中学シリーズドラマ『2年B組仙八先生』(1981年 - 1982年)で主役の伊達仙八郎を演じ、政宗ブームを生んだNHK大河ドラマ『独眼竜政宗』(1987年)で支倉常長を演じるなど、俳優としても活躍することになった。1990年代以降、全国的にカラオケボックスが広がるが、当曲のカラオケビデオでは、俳優経験があるさとう自身が出演している。地元の宮城県では、仙台七夕まつり期間になると、祭り会場のアーケード街などで、島倉千代子の「七夕おどり」や「ミス仙台」と共に当曲が繰り返し流されている。また、当曲をモチーフにした発車メロディが1988年(昭和63年)からJR仙台駅の在来線ホームで、当曲を編曲したそれが2016年(平成28年)からは替わって新幹線ホームで使用されている。プロ野球再編問題の結果、仙台を本拠地として新規参入した東北楽天ゴールデンイーグルスでは、応援団が作成したチャンステーマのイントロ部分にも当曲が使用されている。その他、仙台市民・宮城県民または出身者のカラオケでの定番曲となっており、県民歌・市民歌のように扱われ歌われている。1978年(昭和53年)発売盤1978年(昭和53年)6月1日発売盤主なカバーのうち、レコーディングして発売されたもの(そのアーティストにとって初収録)を以下に記す。以下のほかに、各歌手の全集、ベスト・アルバム、コンピレーション・アルバムなどに収録されている例もある。カバー曲は、歌詞はそのままに、さとうが作曲したメロディラインを用いて伴奏やリズム等を編曲(アレンジ)している例がほとんどだが、アマチュアミュージシャンがさとうとは異なるメロディをつけた「新説 青葉城恋唄」という試みも見られる。また、歌詞をフランス語に訳したカバー曲や、中国語(北京語・国語・台湾華語・広東語)で新たに作詞した歌詞を用いたカバー曲も存在する。

出典:wikipedia

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