『Bless 〜close your eyes, open your mind.〜』(ブレス クローズ・ユア・アイズ オープン・ユア・マインド)は、2000年9月8日にBasiLより発売された18禁恋愛アドベンチャーゲームである。主人公は、昼は喫茶店「ラ・パルティータ」でアルバイト、夜はサイト「Masquerade」でチャットをしながら、選択肢によってメインヒロインのシナリオに入る。ゲーム期間は12月の1ヶ月で、主なエンディングはメインヒロイン5名+サブヒロイン1名の6つ、バッドエンド1つ、個別シナリオにおけるバッドエンド4つの計11である。ゲームブランドBasiLのデビュー作であり、後に人気原画家となる西又葵、鈴平ひろのデビュー作でもある。ただし、鈴平ひろは本作でBasiLを離脱し、本作の取扱説明書に載っていたスタッフコメントには一言も寄せていない。またエンディングにおけるスタッフクレジットでもゲストを除いた最後という扱いである。発売時は皐ルートの途中でプログラムが動かなくなる等のバグがあったため、修正ファイルを組み込む必要がある。GameDiskには壁紙が3枚(観月華蓮、佐倉雪乃、比奈山皐)収録されている。タイトル名は、ゲーム、パッケージ等では全て大文字で表記されているが、ここではオープニングのタイトル紹介に出てきた小文字の表記を用いている。BasiLの活動休止にともなって販売は終了していたが、2009年7月31日にBasiLから発売された『もぎたてBasiL! -commencement-』に当時のままの形で復刻された。主人公(仲原秀晃)は10年前、両親の転勤により緑王町を離れた。いつも彼の後ろを追ってきた少女が引っ越し時の別れ際に見せた悲しい表情を、秀晃はいつまで経っても忘れられず、少女の泣いている夢を頻繁に見るようになった。少女が見せた悲しい表情は、自分に助けを求めるものだったことに秀晃は気付く。名前も顔も思い出せないその少女を助けるために、秀晃は高校卒業後、緑王町に戻った。巨大なLANの実験都市と生まれ変わった緑王町。秀晃は友人の薦めでいくつかの出会い系チャットを巡ったが情報は得られず、彼女の名前も居場所もわからずに時間ばかりが過ぎていく。それから1年後、友人は新しいチャット「Masquerade」を教えてくれた。秀晃は4つ目となるチャット、「Masquerade」で会員達と会話を続けながら、その少女の情報を求める。秀晃はその少女を見つけることができるのか。それとも新しい出会いが待ち受けているのか。
出典:wikipedia
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