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ムサシ (劇作品)

『ムサシ』は、井上ひさし作、蜷川幸雄演出の演劇作品。巌流島の決闘後、6年後に鎌倉の禅寺で宮本武蔵と佐々木小次郎が再会したという設定である。朝日新聞創刊130周年記念・テレビ朝日創業50周年記念・彩の国さいたま芸術劇場開場15周年記念作品。2010年に一部キャストを変更し、ロンドンとニューヨークで上演。2013年にシンガポール、2014年に韓国で上演。慶長十七年(1612年)陰暦四月十三日正午、豊前国小倉沖の舟島。真昼の太陽が照り付けるなか、宮本武蔵と佐々木小次郎が、たがいに厳しく睨み合っている。小次郎は愛刀「物干し竿」を抜き放ち、武蔵は背に隠した木刀を深く構える。武蔵が不意に声をあげる。「この勝負、おぬしの負けと決まった」。約束の刻限から半日近くも待たされた小次郎の苛立ちは、すでに頂点に達していた。小次郎が動き、勝負は一撃で決まった。勝ったのは武蔵。検死役の藩医に「お手当てを!」と叫び、疾風のごとく舟島を立ち去る武蔵。佐々木小次郎の「巌流」をとって、後に「巌流島の決闘」と呼ばれることになる世紀の大一番は、こうして一瞬のうちに終わる。舟島の決闘から6年後の元和4年(1618年)夏。鎌倉は佐助ヶ谷、源氏山宝蓮寺。名もなき小さなこの寺で、いままさに寺開きの参籠禅が執り行われようとしていた。大徳寺の長老沢庵宗彭を導師に迎え、能狂いの柳生宗矩、寺の大檀那である木屋まいと筆屋乙女、そして寺の作事を務めた武蔵も参加している。ところがそこへ、佐々木小次郎が現れた。舟島でかろうじて一命をとりとめた小次郎は、武蔵憎しの一念で、武蔵の行方を追いかけて、ここ宝蓮寺でついに宿敵をとらえたのだ。今度こそは「五分と五分」で決着をつけようと、小次郎は武蔵に「果し合い状」を突きつける。こうして、世に並ぶなき二大刺客、宮本武蔵と佐々木小次郎の命をかけた再対決が「三日後の朝」と約束されるのだが……。ロンドン公演の海外評は『悲劇喜劇』(2010年7月号)、ニューヨーク・タイムズの劇評に関しては今村紅子「ブロードウェイと井上ひさし」(『国文学解釈と鑑賞』2011年2月号)が詳しい。

出典:wikipedia

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