KTMインターシティ(, )は、マレー鉄道の長距離旅客列車の総称である。3本の本線で運行されている。北部はタイ国有鉄道に直通運転しており、南はシンガポールまで運行している。等級は1〜3等があり、寝台車・食堂車も存在する。ディーゼル機関車が牽引する客車列車である。現在、編成に組み込まれているクラスは以下のとおり。種別は急行(Ekspres)と普通(Mel)で、列車名が付いている。また、バンコク〜シンガポール間では「イースタン・オリエント・エクスプレス」(E&O)という豪華列車も運行されている。2009年5月3日現在の旅客列車運行状況は次のとおり。比較的短距離の5区間で運行されている。2008年1月にイポー〜ラワン間の複線電化が完成したが、KTMインターシティ用の電車の投入が遅れているため、2008年12月からディーゼル機関車牽引の客車による運行が開始された。走行距離は約207kmで、所要時間は4時間00分である。2009年4月から運行を開始した速達列車での所要時間は3時間45分である。この列車の運賃は基本運賃に料金加算がある。なお、現在はKTMエレクトリック・トレイン・サービスが同区間を運行、所要時間は2015年7月現在で最速2時間10分、最も多い停車駅パターンでは2時間35分。歴史KTMコミューターの通勤混雑時の混雑を緩和する目的で2009年3月から運行を開始した。走行距離は約32kmで、所要時間は41分〜42分である。(KTMコミューターだと43分。)この列車の運賃は基本運賃のみである。また、この列車は座席予約を受け付けていない。歴史KTMコミューターは2003年から運用車両の減少により徐々に運行本数が削減されてきた。通勤時間帯に運行していた急行電車や速達列車も運行が停止されていたが、KTMコミューターの通勤混雑緩和を目的に2009年2月から運行を開始した。走行距離は約73kmで、所要時間は1時間11分〜1時間13分である。(KTMコミューターだと1時間24分。)この列車の運賃は基本運賃のみである。また、この列車は座席予約を受け付けていない。歴史シンガポールからジョホール・バルへの買物客への誘致と利便向上を図るため、ダンガ・シティ・モール駅が2009年1月に開業したのに続き、2009年2月から運行を開始した。走行距離は約113kmで、所要時間は2時間30分〜3時間00分である。この列車の運賃は基本運賃に料金加算がある。また、この列車は座席予約を受け付けていない。列車名のTebrauとは、ジョホール州ジョホール・バル郡で最大の行政村であるテブラウ行政村から命名されている。歴史イースト・コースト線で初めてのシャトル・サービスで2009年5月から運行を開始した。走行距離は約139kmで、所要時間は2時間25分〜2時間33分である。この列車の運賃は基本運賃のみである。また、この列車は座席予約を受け付けていない。歴史2015年7月1日、JBセントラル駅とウッドランズとを5分で結ぶ "Shuttle Tebrau" が、1日7往復運行開始。これに伴い、JBセントラル駅以北とをむすぶ急行列車はすべてJBセントラル駅着発となり、ウッドランズへの乗り入れはされなくなった。運賃は、等級・キロ程ごとの運賃に、列車の種類・設備などで加算料金が付加される。実際には、列車ごと、区間・等級・座席(寝台)位置別に公示されている。列車単位の運賃設定であり、列車を乗り継ぐ場合には列車ごとに乗車券を購入する必要がある。運賃はリンギット建てであるが、シンガポール側で販売する場合に限りシンガポールドル建てとなる。通貨換算されるのではなく通貨単位が変わるだけであるため、レートの関係で2倍以上の実質価格差が発生する。シンガポールから北上する列車に乗る場合、バスなど他の公共交通機関でJBセントラル駅へ行き、JBセントラルからの乗車券を購入し乗車すると安い。以下のような割引があるが、マレーシア人・シンガポール人向けである。マレーシア、シンガポール以外の外国人を対象にした、KTMインターシティ全線(タイ国内は除く)に乗り放題のパスである。料金は米ドル建てで公示されるが、購入時はマレーシア・リンギット(シンガポール駅はシンガポール・ドル)に換算されて発売される。寝台車追加料金レール・パスは、以下の箇所で発売している。隣国への直通国際列車における出入国審査は以下のとおり実施される。1等(ADNFD,ADNFB,AFC)旅客向けにサービス向上のため、2004年8月1日から以下の2駅で供用を開始した。利用可能時間は、各列車の出発時刻の1時間前から15分前までである。ラウンジ内にはソファがある。以下の駅設置のものは、既に廃止となっている。
出典:wikipedia
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