立谷沢川(たちやざわがわ)は、最上川水系の支流で、山形県東田川郡庄内町を流れる一級河川である。月山を源と発し、北に流れ、陸羽西線、国道47号を横切り庄内町清川で最上川に合流する。上流部は月山から噴出した火山砕屑物からなる地質であり、大規模な地すべりが密集している。その流出した土砂が最上川を閉塞させ、庄内平野の洪水氾濫の原因となった。合流地点には立谷沢川からの土砂が多く堆積している。対策としては、砂防ダムの整備や流路工の工事を行い防いでいる。立谷沢川は東北地方建設局の調査で「東北一きれいな川」に選ばれたこともある河川で、山形県の河川で唯一平成の名水百選に選ばれた。「義経記」に 「・・・この清川と申すは羽黒権現の御手洗(みたらせ)なり。月山の禅定(ぜんじょう)より 北の腰に流れ落ちけり。熊野には岩田川、羽黒には清川とて、流れ清き名水なり。ここにて垢離をかき、権現を伏しおがみ奉る・・・」という文がある。現在 ”月山の禅定から北の腰に流れ落ちる”川が立谷沢川しかないことなどから、この立谷沢川は 江戸時代以前には「清川」と呼ばれていたと考えられている。
出典:wikipedia
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