カシオ・タッグ将軍（"General Cassio Tagge"）は、『スター・ウォーズ・シリーズ』に登場する架空の人物。『エピソード４/新たなる希望』に登場。演じたのはドン・ヘンダーソン ( Don Henderson）。帝国軍の軍事バトル・ステーションデス・スターの防衛司令官として、最高司令官ターキン総督の副官を務めていた軍人。劇中ではデス・スターの会議場に於いてモッティ提督と口論を交わすシーンで姿を見せる。軍政・政治いずれでも慎重派であり、デス・スターの設計図が反乱同盟軍の手へ渡ったことに強い危惧を抱き、予てから強く警鐘を鳴らしていた。また独自にデス・スターの致命的弱点も発見していた。更に、パルパティーン皇帝が元老院を無期限に解散したことにも疑問の声を上げていた。ヤヴィンの戦いでは、彼はターキンがレイア・オーガナから聞き出した反乱軍の基地（嘘の情報）の捜索に赴いていたため、デス・スターを離れていた。その為、デス・スターの指揮官の中で唯一の生存者となったのである。皇帝はベイダーに特権を与え帝国軍の陣頭指揮を執らせたが、ベイダーはサイムーン1でも反乱軍を取り逃がすという失態を犯した。皇帝はベイダーに失望し、かねてよりデス・スターの脆弱性を進言していたタッグの先見性を大いに評価した。タッグは皇帝により大将軍に任命され、帝国軍の最高司令となり、ベイダーはその指揮下へと降格させられた。デス・スターにおいて死亡している事になっている。戦闘指揮官としては余り有能ではなかったらしく、ヤヴィンの戦いではデス・スターの砲手をアルファベット順に配置して不統一な砲撃をさせるという愚策を犯し、図らずとも敗戦の一因を作ってしまった。

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