アフリカオオヤスデ(阿弗利加大馬陸、学名 "spirosteptus gigas")は節足動物門多足亜門ヤスデ綱ヒキツリヤスデ目ヒキツリヤスデ科に属するヤスデの一種。和名が示すとおり、南西アフリカに生息する。世界最大のヤスデで、体長は20~30cmほどにもなり、最大で30cmを超える程巨大になる。黒い体色と、関節部分と脚、触角部分が赤いのが特徴。日本最大のヤエヤママルヤスデの3倍以上にもなる巨体と色合いは迫力がある。タンザニアオオヤスデ(学名 "Spirosteptus giganteus")という種がいて、同じように世界最大級のヤスデとなっているが、同種なのか、別種かは不明。こちらの方が体色がより黒目である。他にもセーシェル諸島に生息するダイオウヤスデ(大王馬陸 "Orthoporus seychellarum")も最大で30cmほどになる巨大種である。熱帯雨林の底部に生息し、土の中や朽ち木の近辺に住み、また、木に登って木の葉を食べる事もある。餌は主に落ち葉やキノコなどの菌類、それに動物の死体や果実など、口に入るものなら何でも食べる。その選り好みをしない食性のレパートリーの幅広さで巨大になったとも考えられる。悪臭を放つ液を出して身を守るとされている。寿命は数年ほどだとされる。最大のヤスデであり、野菜や肉類、昆虫ゼリー等、食性はなんでもあれという具合なので、ヤスデの中では比較的初心者向けであり、人気種となっている。腐葉土を厚めに敷き、湿度のある環境にし、そこに餌となる有機物を置く。ヤスデの中では比較的活発に行動し、多くの餌を食べる。
出典:wikipedia
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