ウルバンバ川(ウルバンバがわ、)は、ペルーを流れる河川でアマゾン川の源流の一つである。クスコ南東部のアンデス山脈に源流があり、このあたりはビルカノータ川(Rio Vilcanota)とも呼ばれる。上流部沿岸にはシクアニ(Sicuani)、ウルコス(Urcos)の町がある。中流部はWilcamayu川と言われ、その沿岸はウルバンバ渓谷と呼ばれる。ウルバンバ渓谷の尾根にはインカ帝国の廃墟マチュ・ピチュがある。ウルバンバ渓谷には町名としてのウルバンバもある。ウルバンバ渓谷の下流に急流の難所として知られるポンゴ・モエニケ渓谷()があり、そこを境に上ウルバンバと下ウルバンバに分けられる。クスコ南東のアンデス山脈内、プーノ県Khunurana山から流れ出し、北北西へ724km流れてタンボ川と合流。そこからウカヤリ川となる。上ウルバンバ(Alto Urubamba)は人口が多く、広大な灌漑が作られている。ウルバンバ渓谷、マチュ・ピチュなどもここにある。下ウルバンバ(Bajo Urubamba)は比較的開発が遅れており、アシャニンカ()やマチゲンガ(Machiguenga)を始めとする先住民カンパ族(Campa tribes)が多いことが特徴である。主な産業は、林業とカミセア天然ガスプロジェクト()である。主要居留地はセパワ()である。1932年6月2日にイギリスの地理学者ジョン・グレゴリー()がこの川を上ってアンデス山脈までを探検している。
出典:wikipedia
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