スタイルパッチはアメリカ合衆国生産、日本調教の競走馬、繁殖牝馬。日本の牝系のひとつ「スタイルパッチ系」の祖である。1952年、太平洋戦争を経て国営競馬復活後の馬資源不足解消のために、アメリカ・オーストラリアなどから輸入された競走馬群のうちの一頭。同年に輸入された馬にはリンボー、その翌年に輸入された馬にはカバーラップ二世などがいる。輸入直後に競走馬としてデビューし、短距離ハンデキャップなど9勝を挙げオープン馬となっている。5歳をもって競走馬を引退し繁殖牝馬となると、直仔こそ大きな活躍を見せなかったが、孫世代以降から二冠馬カブラヤオー、エリザベス女王杯優勝馬ミスカブラヤ兄妹や、重賞2勝を挙げたサルノキングといった中央競馬の活躍馬を輩出。とくに第一仔の牝駒ミスナンバイチバンから広がった系統からは、前述カブラヤ兄妹をはじめ、マイルチャンピオンシップ2勝を挙げたダイタクヘリオスといった活躍馬が続出した。輸入から半世紀を経た2000年代以降も安定して活躍馬を輩出し、スタイルパッチ系は日本の名牝系のひとつに数えられている。※太字はGI級競走優勝馬、印は重賞優勝馬。「f」はfilly(牝馬)の略、「c」はcolt(牡馬)の略。ほかネヴァーイチバンの娘に北九州短距離ステークスの優勝馬スイートラブ、その産駒に中央競馬のオープン特別戦を2勝したダイタクサージャンがいる。父はアメリカの名種牡馬ブルリー (Bull Lea) の全弟。祖母の従兄に1915年のアメリカ最優秀 2 歳牡馬ドミナント (Dominant) がいる以外は、母系近親に目立った活躍馬はいない。
出典:wikipedia
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