『正義のシンボル コンドールマン』(せいぎのシンボル コンドールマン)は、1975年(昭和50年)3月31日から同年9月22日までNET(現・テレビ朝日)系で、毎週月曜日19:30 - 20:00に全24話が放送された特撮テレビ番組、および作品内に登場するヒーローの名称。映像上のタイトルは「コンドールマン」であるが、以下のものには小さく「正義のシンボル」の文字が加えられている。平和活動を生業とする青年・三矢一心は、人間の悪の心から発生したモンスター一族に襲われ命を失うが、タバ老人の導きによって伝説のドラゴンコンドルの魂と一体化し「コンドールマン」(登場人物参照)となって復活する。人間の悪の心を利用し世界征服を画策するモンスター一族に立ち上がったコンドールマンと心ある人たちの戦いを描く。『アラーの使者』以来15年ぶりとなる東映制作・川内康範原作のヒーロー作品。『愛の戦士レインボーマン』、『ダイヤモンド・アイ』と並んで「川内ヒーロー3部作」と呼ばれているが、本作のみ製作会社(前2作は東宝)が異なる。日本を食料不足に追い込む「日本ハンガー作戦」など、敵側が現実的な作戦を行うのは前二作と共通している。人間の欲望から生まれた怪物集団。ニューヨークのエンパイヤーステートビルを本拠地としている。多くのモンスターは白衣やアラブの民族衣装など、人間と同じコスチュームをまとっており、そのモンスターの特徴を際立たせている。人間と同じコスチュームで着飾っていないモンスターは、ゴミゴンを除きマントを羽織っている。挨拶や了解の意を示すときに右掌を腰のあたりで前に向け「ハ〜ルマゲドン」と発声する。コンドールマンの愛車。コンドルの嘴を思わせるノーズを持った、黄色い車体のオープンカー。バックナンバーは「マッハ 50-50」。後部のパラボラアンテナから吸収する太陽エネルギーが動力源。最高速度は時速1,500km。ホバークラフトによって水上の走行も出来るが、空は飛べない。また設定では、ボンネットからのミサイルや、後部からのパラシュートなどといった武装が装備されていたが、劇中では使用されなかった。なお、ベースとなった車両は日産のSP311型ダットサン・フェアレディ1600であるが製作者は不明。以下はノンクレジット。参照歌詞はオープニングテーマもエンディングテーマも、ヒーローが守る人間側も汚れたものとして書かれている。レコード発売元はキャニオンレコード(現・ポニーキャニオン)。すべて東映ビデオより発売。出典:アートクリエイターの米谷佳晃は、2014年に発売された自著の中で自身がドラゴンコンドルとゴールデンコンドルのデザイン、コンドールマンのマスクの修正デザインを手掛けたことを明かしている。ドラゴンコンドルとゴールデンコンドルのデザインは制作準備段階で原作者の川内康範からOKが出ず、米谷と共に『キカイダー01』に参加していた特撮監督の矢島信男を通して1975年1月に急遽米谷へ依頼が行われた。約1週間で仕上げられたデザインは川内の意に沿うものとなり採用されたが、提出と同日に完成したコンドールマンのスーツについて川内がマスクにインパクトが欠けると述べたため、これも米谷に依頼されスーツに直接修正指示が描かれた。変則的な参加となった米谷に対し東映側からオールラッシュや撮影スケジュールなどの連絡はなく、造形の仕上がりについては放送で確認するしかなかったという。
出典:wikipedia
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