中京競馬場前駅(ちゅうきょうけいばじょうまええき)は、愛知県名古屋市緑区大将ケ根2丁目にある名古屋鉄道(名鉄)名古屋本線の駅である。駅番号はNH24。名古屋市内にある名鉄の駅で最も南に位置する。なお、駅の至近(東側から南側)が豊明市との境界となっているほか、中京競馬場も敷地の大半が豊明市に所在する。毎週土日に行われる中京競馬開催および場外発売実施時には競馬ファンで賑わう。準急停車駅(平日の朝に急行が2本のみ特別停車)だが、中京競馬場の最寄り駅であることから中京競馬開催および場外発売実施時は(開催日は場外発売開始より早い時間帯から)、日中の急行全列車と一部の快速特急(概ね9時から12時台)が臨時停車する。このほか、四大競馬場以外で行われるGIレースである高松宮記念、チャンピオンズカップや年末開催の有馬記念当日は、夕方16時台から17時台の快速特急・特急含めた全列車(一部特別車)が臨時停車する。2011年3月より平日昼間は準急の運行がないため、この時間帯は普通列車のみ停車する。なお、土曜日の場外発売日は午後のみ急行が停車する場合もある。2200系・1700系の車内自動放送は、当駅の臨時停車にも対応している。当駅名の表記は漢字で6文字と比較的多いため、車内案内表示装置による到着前の案内の際、3500系などでは駅名を静止させずスクロール表示する。当駅が開業する以前の1931年6月から1935年頃まで、当駅から西へ約200m地点(現在のザ・ダイソー桶狭間店付近)に桶狭間駅があった。2面2線のホームを持つ築堤上の高架駅。地形の関係で有松駅方はほぼ地平となり、駅付近の構外には踏切もある。改札は1箇所のみだが、出入口は競馬場方面の北口のほか、駅の改装後国道1号側に新たに設置された南口がある。競馬開催および場外発売実施を考慮し、日常的な利用に比して自動改札機が多めに設置されているほか、臨時券売機(通常はシャッターで閉鎖 manaca使用不可)も設置されている。また、名鉄の駅としてはホームの幅が比較的広く、特に下りホームは顕著である。上下各ホームにエアコンのついた待合室がある。バリアフリー対応として、エレベーターおよびエスカレーターが各ホームに設置されているほか、改札外にあるトイレには身障者用のものも設置されている(基本的に施錠されているため利用時には駅係員に申し出る必要がある)。桶狭間の戦いで知られる桶狭間古戦場伝説地が近い。中京競馬開催日に限り名鉄バスが受託して運行する臨時の無料シャトルバスがあったが、2012年に廃止となった。駅前にロータリー等は存在せず、駅前を発着するバス路線はないが、名古屋市営バスの太子バス停が西方徒歩8分の所にある。中京競馬場までは屋根付きの遊歩道が設置されており、西入場門まで徒歩で約10分の距離である。有料駐輪場と駅前広場がある。利用者数は、名鉄の駅の中では隣の有松駅同様、名古屋市外の複数の急行停車駅に近似している。
出典:wikipedia
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