窪田 等(くぼた ひとし、1951年3月27日 - )は、日本の男性声優で、テレビ番組で活躍するナレーター。山梨県出身。シグマ・セブン所属。『情熱大陸』や『F1』などのナレーションで広く認知されている。明確で分かりやすい口調・過剰に主張しすぎない語り口・抜群の安定感といったナレーション技術に定評がある。「彼の声を聞かない日はない」と言われるほど、あらゆるメディアでのオファーも多く、「日本で最も忙しいナレーター」と言われている。多い場合で月に100本を超える仕事をこなしたこともある(キャラクターの声をあてる一般的な「声優」の仕事も、数は少ないが行っている)。城達也と声質が似ており、それがきっかけで『F1』のナレーションを引き継いでいる。中江真司がナレーターを務めていた『ニンテンドーDS』『Wii』のシリーズCMナレーションも引き継いだ(同じく中江がナレーターを務めていた『トリビアの泉』の2007年11月、2010年2月のスペシャルでもナレーションを担当した)。本人は30年以上もナレーターの仕事をこなしているにもかかわらず、喉が痛くなったり声が枯れたりしたことがないため、業界内では「業界のオバケ」と言われたこともあるという(体調を崩したり、風邪をひいたこともないらしく、風邪のシーズンでも予防のためにマスクをすることもないと話している)。また、タバコも以前から吸っているが、一時期禁煙をした際に8キロほど太ってしまい、低い声に艶がなくなったような感じがしたという。持ち前の低い声が、高くなってしまったのではないかと感じ、禁煙をやめたとのこと。ナレーターの仕事をするにあたっては「番組の主役はあくまでも画面に出ている人や生き物や情景で、ナレーションは原稿を読む脇役の仕事」という認識を持っており、声で感情をぶつけたり主張したりするのは極力避けている。ただし、バラエティ番組の場合は「盛り上げる」、情報番組では「距離感を遠く」、深夜の番組では「ひとりに語るように」といったようにメディアや番組によって違う視聴者の距離感を大事にしているという。ナレーションをする際には、伝え方にも気を配っている。「『はっきり伝えたい』ということだけではなく、『余韻を持たせて伝えたい』とか、『雰囲気をもたせて伝えたい』とか、それから『どこを伝えたい』のか。まず自分の中で『こう伝えたい』と思うところを考える」のだという。 窪田は自身が嫌いな仕事であっても、絶対に断ることはない。本人は「苦しくても楽しいから。ひとつのものを作り上げるのは楽しいから」と語っている。「窪田さんにナレーションをお願いしたい」と来た仕事で、キャラクターが違うと思っても、「何か新しい発見があるかもしれないからやってみたい」と考えるタイプであり、他の仕事仲間には「そんなに何でもかんでもやらなくてもいいんじゃない?」と言われることもあるという。
出典:wikipedia
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