博物館網走監獄(はくぶつかんあばしりかんごく)は、北海道網走市にある博物館。明治から網走と深い関わりを持っている網走刑務所の旧建造物を保存公開している野外博物館。国の「名勝」に指定されている天都山中腹に位置し、網走国定公園のエリア内にある。1985年(昭和60年)10月10日に公開開始となった「五翼放射状平屋舎房」は、刑務所の施設としては日本国内最古であり、木造の行刑建築としては世界最古となっている。実際に刑務所の食堂として使用していた「網走刑務所旧二見ヶ岡農場食堂棟」と「監獄食堂」では、現在の網走刑務所で収容者が食べている食事のメニューを再現した「体験監獄食」を提供している(期間限定)。無料・有料のガイドツアーがある。1973年(昭和48年)に網走刑務所の改築計画が公表され、貴重な建築物が失われることを憂慮した網走新聞社(現在は廃刊)社主の佐藤久が、刑務所建築物の移築保存を提唱した。これに網走市、北海道、法務省などの関係機関も協力し財団法人を設立するに至った。建物の移築や復原のために9億円の資金を財団が借り入れるため、佐藤は借入金の個人保証をするなどの努力があり、「刑務所施設の博物館構想」という試みに金融機関も資金を貸し付けた。◎は国の重要文化財に指定、○は国の登録有形文化財に登録。
出典:wikipedia
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