サドモグラ（"Mogera tokudae"）は、哺乳綱トガリネズミ形目モグラ科モグラ属に分類されるモグラ。日本（佐渡島）固有種体長15.3-16.7センチメートル。尾長2.4-2.8センチメートル。体重95-135グラム。背面の毛衣は暗褐色や褐色。口蓋は大型で、上顎の切歯列はアルファベットの「V」字状。後足長2-2.3センチメートル。大きさ以外に差異が無いことやミトコンドリアDNAの分子系統学的解析では差異が小さいため、エチゴモグラを本種の亜種もしくはシノニムとする説もある。沖積平野にある水田の周辺や草原に生息し、土壌が深い環境を好む。食性は動物食傾向の強い雑食で、環形動物、昆虫、多足類（ジムカデ類）、種子などを食べる。繁殖形態は胎生。春季に1回に2-6頭の幼獣を年に1回産む。開発による生息地の破壊などが生息数に影響を及ぼしている可能性もあるが、競合種がいないため絶滅の危険性は低いと考えられている。都道府県版レッドデータブック 新潟県 - 準絶滅危惧

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