ラグビーワールドカップ2019は、2019年に開催予定の第9回ラグビーワールドカップ。アジア初の開催となる。最終的に立候補したのは以下の3協会。3協会はいずれも2015年大会にも立候補を表明していた。以下の6協会も立候補の意志を表明していたが、最終的に断念。2009年7月28日、ワールドラグビー(旧称:国際ラグビー評議会)の理事会にて日本での開催が決まった。アジア地域で初の開催となる。2009年5月に日本ラグビーフットボール協会が報告したプレゼンテーション資料では、2019年9月4日に開幕し10月18日に決勝を行う案と、2019年9月6日に開幕し10月20日に決勝を行う案の、2案が提示された。ワールドラグビーは2015年10月に大会スケジュールの発表を行い、2019年9月20日に東京で開幕戦を行い、11月2日に横浜で決勝戦を行うと説明した。上の開催スケジュールと共に10月27日、大会ロゴ・テーマも発表された。大会ロゴはワールドラグビーのロゴを基調とし、中央部に日の出の太陽と日本の象徴である富士山を配置。大会のテーマは一体感や団結、結束を意味する「ユニティ」となった。デザインは発表1年前からワールドラグビーと大会組織委員会が協議を重ね、ロンドンなどに事務所を置くデザイン会社フューチャーブランドに作成を依頼した。開催会場は以下の通りである。なお、14会場(正式にはそれらが所在する地方自治体)が立候補を行ったことが、2014年11月5日に発表された。また2014年12月15日に横浜市と神奈川県が合同で追加申請を行い、合計15会場が立候補した。なお当初の開催会場候補に入っていた秩父宮ラグビー場、長居陸上競技場は立候補せず、さらに海外のスタジアム候補地として入っていた香港スタジアム、も立候補しなかった。2015年3月2日に試合の開催都市が発表され、12都市で開催されることが決定した。なお開催スタジアムのキャパシティーについては、J SPORTSは日本大会開催のガイドラインとして次を挙げている。2015年9月28日、公益財団法人ラグビーワールドカップ2019組織委員会は開会式・開幕戦を東京スタジアム、決勝戦を横浜国際総合競技場でそれぞれ開催することが決まったと発表した。2015年7月17日、安倍晋三首相が会談で、森喜朗元首相(東京オリンピック・パラリンピック組織委員会会長で日本ラグビーフットボール協会名誉会長)の了解を得た上、新国立競技場(東京)の建設計画見直しを発表し、竣工の遅れを想定して新国立競技場でのW杯(開幕戦と決勝戦)開催を見送った。「目安は6万人以上の収容能力」との条件から、他への会場変更を検討すべきとの、意見も一部で出ていた。なお、東京ドームでの開催は、協会関係者は「現実的ではない」とし、東京スタジアム(東京・調布市)の改修使用案が浮上した。ワールドラグビーは、9月末までの代替会場と運営予算の計画提出を求めた(2011年にも開催返上危機があった)。9月28日、組織委員会が代替会場の決定を発表した。日本大会組織委員会は、大会保証料として国際統括団体の「ワールドラグビー」(WR)に9600万ポンド(約185億円)を支払う義務があり、協賛金や放送権料はWRに入る契約となっているという。また、大会運営費自体は開催国が全額負担する決まりで、主に入場券の収入(目標は300億円とも)に頼ることになる。大会組織委員会は、国内企業限定のローカルスポンサー制度導入の許可を得たが、一旦WRに収めた資金の中から必要分を還流させる形式となった。組織委員会は2014年10月16日、各試合が開催されるスタジアムの地元自治体に、日本スポーツ振興センター(JSC)からの助成金と同額となる約36億円の負担金支出を求めると発表した(東京都は7億円程度を予定していた)。また、W杯宝くじを発行して組織委に補助金を入れることも検討しているという。8月27日、9月末までに新計画を提出できなければ開催権を剥奪するとWRが最終警告を出したと報じられた。
出典:wikipedia
LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。