エトルタ (Étretat)は、フランス、オート=ノルマンディー地域圏、セーヌ=マリティーム県のコミューン。石灰岩質の断崖が続く海岸にある。エトルタは、風雨にさらされてできた自然のアーチを含む断崖でよく知られる。これらの断崖と砂浜が、ウジェーヌ・ブーダン、ギュスターヴ・クールベ、クロード・モネといった芸術家たちを魅了してきた。1909年には、モーリス・ルブラン作のアルセーヌ・ルパン・シリーズの小説『奇巌城』の舞台となっている。街の中にはルブランの邸宅を改造した「モーリス・ルブラン博物館『ルパンの隠れ家』 le Clos Lupin, Musée de Maurice Leblanc」が公開されている。有名なアーチのうち町から見えるのは2つで、アヴァルのアーチ(Porte d'Aval)、そしてポルト・ダモン(Porte d'Amont)である。マンヌポルト(Manneporte)は町から見えない位置にある。ル・アーヴルからル・トレポールへと伸びるハイキング道GR21が町を通過する。エトルタは、1927年にパリ=ニューヨーク間無着陸飛行のため出発した白鳥号がフランスで最後に見られた場所として知られている。第一次世界大戦の英雄シャルル・ナンジェッセと、フランソワ・コリが搭乗して1927年5月8日に出発し、大西洋上で行方不明となった。現在も航空史上のミステリーとなっている。この飛行を記念した記念碑がエトルタにたてられたが、第二次世界大戦のドイツ軍侵攻で破壊された。新たに以前より高さのある記念碑が1963年に建設された。博物館も併設された。
出典:wikipedia
LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。