『スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ』(原題:"STAR WARS: THE CLONE WARS")は、2008年に公開されたアメリカの3DCGアニメ映画。アメリカのスペースオペラである『スター・ウォーズ』シリーズの、「ルーカスフィルム ストーリー・グループ」公認の「カノン(正史)」に属するスピンオフ(外伝)作品。『スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃』と『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』の間の物語で、本作の続編である3DCGアニメ『スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ』テレビシリーズのプロローグ(序章)となる作品でもある。2Dアニメ『スター・ウォーズ クローン大戦』の好評を経て制作されたものの、『クローン大戦』は、すでに『エピソード2/クローンの攻撃』から『エピソード3/シスの復讐』冒頭の惑星コルサントの艦隊戦までに到る物語を描き終えていたため、本作は『クローン大戦』の直線的な続編ではない。アメリカでは、2Dアニメ版と本作を混同しない様、副題の「CLONE WARS」の前の“THE”の有無でタイトルに差別化がなされた(『CLONE WARS』⇒2Dアニメ版、『THE CLONE WARS』⇒本作3Dアニメ版)。日本でも混同を避けるため、2Dアニメ版の副題を『クローン大戦』と呼称したのに対して、本作とその続編となる3Dアニメ版テレビシリーズの副題を『クローン・ウォーズ』と呼称することで差別化している。2Dアニメ『クローン大戦』では、全編合計約2時間ほどでクローン大戦をダイジェスト的に描いたが、本作および本作を序章とする3Dアニメのテレビシリーズ『スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ』は、映画1本+テレビシリーズ約100話分と、時間的な制約に余裕がある分、クローン大戦の中で起こった様々な戦場での物語を、より詳細に描いている。全編3DCG制作だが、作品の描写は2Dアニメ『スター・ウォーズ クローン大戦』に近いカートゥーン調のディフォルメが施されており、戦艦や輸送船、戦闘機、戦車、ドロイド等もあえてローポリゴンで製作されている。一方で、3DCGの特色を生かして、戦艦や輸送船、戦闘機、戦車、ドロイド、クローン・トルーパーの装甲服等に使い込まれたかのような汚れを、本シリーズの実写映画本編と同様に施していることも特徴的である。本作以前に公開された本シリーズの実写映画本編とは違い、ワーナー・ブラザーズの配給作品であるため、20世紀フォックスのロゴからオープニングロールまでの一連の導入部分が踏襲されていない。ジオノーシスの戦い以降、クローン大戦は激しさを増し、銀河系の各地で激戦が繰り広げられ、銀河は疲弊していた。狡猾なシスの暗黒卿、ドゥークー伯爵は、惑星コルサント等銀河共和国の主要な惑星が集中するコア・ワールドへと続く、各航路のあちこちに機雷を設置した。銀河の外縁地域(アウター・リム)はコア・ワールドから切り離され、そこで戦う共和国軍は補給が滞り、苦戦していた。そんな中、ハットの中でも有力な氏族の出身であるジャバ・ザ・ハットの息子ロッタ・ザ・ハットが誘拐されるという事件が発生した。ジャバは息子の救出を共和国に依頼する。これを機にパルパティーン最高議長とヨーダは、ロッタ救出によりジャバの信用を得、ハットの支配する宙域の安全な航行による新たな物資人員輸送網を確保しようと、オビ=ワン・ケノービとアナキン・スカイウォーカーの2人にロッタの捜索、及びジャバとの交渉を託すことにした。これを受けて、惑星クリストフシスでウォーム・ロースサム将軍が指揮する独立星系連合の猛攻を受け、苦戦を強いられているオビ=ワンとアナキン達の元へ、コルサントから1機の共和国攻撃用シャトルが派遣された。戦場に着陸したシャトルから降りてきた少女アソーカ・タノはヨーダ達からの伝言を伝えると、加えて自分はアナキンのパダワンだと名乗ったのだった。※括弧内は日本語吹き替え
出典:wikipedia
LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。