堺市ふれあいバス(さかいし - )は、大阪府堺市で2000年10月から2013年6月まで運行されていたコミュニティバス。前身は堺市各エリアの老人福祉センターと地域を結んでいた「堺市立老人福祉センター送迎バス」。運行は南海バスに委託していた。2000年10月から運行を開始したが、利用状況が低迷していることもあり、堺市は2013年6月末日でふれあいバスとみはらふれあい号を廃止した。2013年7月1日以降は、おでかけ応援バス制度・阪堺電車の高齢者運賃割引制度の利用日を拡大する施策を実施している。また、直接の置き換えではないが、実証実験を経て2014年3月10日から運転されている「堺市乗合タクシー」の一部の停留所はふれあいバスのものとほぼ同位置にある他、停留所の形状もふれあいバスのものを踏襲している。本項では堺市乗合タクシーについても解説する。使用車両は、何れも南海バスが所有していた。特に住宅地の入り組んだ場所の坂上にある中老人福祉センターは代替手段が希薄なため、ふれあいバスと同じ1日5便の中百舌鳥駅前~中老人福祉センター前間のバス路線が南海バスによって新設され、代替手段となっている。この系統番号は52系統とされ、形式上は51系統中百舌鳥発伏尾行の「堺東泉ヶ丘線」の一部とされ、途中の小阪まで同一ルートを走る。なお、52という系統番号は、かつての中百舌鳥~津久野間のバス路線に付けられていたものを引き継いでいる。ふれあいバスで使用されていた小型バスは、何れも南海本体に返却され、同社堺営業所と東山営業所に配備されることとなった。これらの車両には通常路線走行のための運賃箱や運賃表示機が設置され、南海の通常の路線車のカラーリングに変更されている。その後、2013年9月1日のダイヤ改正より一般路線用として再デビューの上、同社の小型車運行区間のうち、大型車に置き換えられた堺東駅~白鷺駅(ダイヤ改正後に金岡町停留所より延伸)以外の路線に投入された。前述の中老人福祉センター行き52系統もこれらのバスが使用される形で、奇しくも転換前と同様の車両が使用されることになった。また、図らずも同社に残存していたリエッセの置き換え、ならびに小型車におけるノンステップ化を推進することとなった。なお、ポンチョならびにレインボーHRが南海バスの一般路線カラーで一般路線に投入されるのはこれが初である。運行の核となっている各区役所は、以下の駅に近い。これ以外の停留所でも駅と連絡している箇所があるものの、ふれあいバスの運行本数の少なさから、特に鉄道からバスへ乗り継ぐ場合には有用とは言い難かった。高齢化に伴い自力での通院や買い物など日常生活が困難な市民の移動手段を確保するためとして、堺市が2014年3月10日より運転を開始した乗合タクシーである。ルートや停留所の一部は、ふれあいバスのそれを引き継いでいる場合がある。
出典:wikipedia
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