エゾシマリス(蝦夷縞栗鼠、学名 "Tamias sibiricus lineatus")は、ネズミ目リス科シマリス属に属するリスの1種。ユーラシア大陸北部に分布するシマリス(シベリアシマリス)"Tamias sibiricus"の亜種。サハリン、北海道、択捉島、国後島、利尻島、礼文島、天売島、焼尻島に分布する。頭胴長が12-15cm、尾長が11-12cm、耳長が14-18mm、後足長が35-18mm、体重が71-116gになる。体毛は茶色で、背中には5本の黒い縞がある。縞の間はクリーム色になり、腹と耳の先は白くなる。海岸から高山帯までの森林に生息するが、開けた環境に多い。昼行性であり樹上でも生活するが、主に地上で活動する。樹木や植物の種子や昆虫、陸貝、小鳥の卵や雛を食べる。樹木の種子を、地面に埋めたり、冬眠巣に運び込んで貯蔵する。樹洞を巣にするが、地下にも落ち葉を運び込んで巣を作る。冬眠や繁殖は地下の巣で行う。北海道では、10月から翌年4月まで約200日間冬眠する。春に冬眠から目覚めると、新たに別の穴を掘って地上に出てくる。繁殖期は春から夏であり、年に1-2回出産する。1回に3-7頭、平均5頭の仔を産む。寿命は5-6年である。ペットとして入ってきたチョウセンシマリス "Tamias sibiricus barberi" が、札幌市内など北海道の一部で野生化しており、本種と同じくシマリスの亜種であることから、交雑や競争が生じていることが懸念されている。
出典:wikipedia
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