ロサンゼルスオリンピック野球日本代表(ロサンゼルスオリンピックやきゅうにっぽんだいひょう)は、にロサンゼルスで開催されたロサンゼルスオリンピックの野球競技に出場した野球日本代表選手を編成したチームのことである。野球大国であるアメリカ合衆国で開催されるオリンピックということで、国際野球連盟(当時はAINBA、現:IBAF)の働きかけが実り、初めてナショナルチーム同士による公開競技として開催された。9月に行われた第12回アジア野球選手権大会がオリンピックアジア予選となったが、日本は台湾との代表決定戦で敗れ出場が絶たれた。その後、東西冷戦の影響からソビエト連邦が同オリンピックをボイコットし、すでに出場権を得ていたキューバもこれに同調したことからオリンピック組織委員会からAINBAを通じて日本に参加要請があり、日本野球連盟は参加を決めた。選手19人は大学生7人、社会人12人で構成された。出場国はアメリカ合衆国、台湾、イタリア、ドミニカ共和国、日本、韓国、ニカラグア、カナダの8か国で、前者4か国を「白組」、後者4か国を「青組」としてグループ分けして総当たり予選が行われた。日本は2勝1敗で予選を1位通過し、準決勝では台湾を延長戦で破った。決勝戦では開催国アメリカ合衆国と対戦し、広沢克己の本塁打等により6-3で勝利。公開競技ながらオリンピック初代の野球チャンピオンに輝いた。日本代表チームからは大会後に16人がプロ入りし、オリンピック出場からプロ野球入りという道の先鞭をつけた。No.は背番号。所属や年齢は選出当時。備考の☆印は大会後にプロ入りした選手。
出典:wikipedia
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