横浜市大倉山記念館(よこはましおおくらやまきねんかん)は、神奈川県横浜市港北区の大倉山公園内に位置する文化施設である。主に音楽会や美術展などに利用されている。1981年(昭和56年)3月31日に大倉精神文化研究所は敷地を横浜市に売却、研究所本館を横浜市に寄贈した。横浜市は土地を公園として整備、建物を改修し、1984年(昭和59年)10月27日に「横浜市大倉山記念館」として開館。建物は1991年(平成3年)11月1日に横浜市指定有形文化財に指定された。大倉山ドキュメンタリー映画祭の開催地である。横浜市指定有形文化財に指定されている現在の建物は、1932年(昭和7年)4月9日、大倉精神文化研究所の本館として竣工された。設計者は長野宇平治で、旧北海道銀行や旧日本銀行広島支店など古典主義建築の第一人者として有名。建物は東西文化の融合を建築理念の中心に据え、クレタ・ミケーネ様式(プレヘレニック様式)を採用。ギリシャ神殿風の西洋的外観と東洋的な木組み内装である。建設は竹中工務店が担当し、竣工当時は真空式低圧蒸気暖房装置や水洗トイレ、給湯装置を完備した最新設備であった。総費用は約70万円、建物工事45万9356円18銭で、現在なら数十億円に相当する。館は以下の5棟から成り、それぞれに創設者・大倉邦彦の理念を配したつくりとなっている。また、1階中央階段裏には、「留魂礎碑」がある。これは創設者の遺志を尊重し、1930年(昭和5年)4月9日に挙行された鎮礎式において、本館中央の地下30尺(約9メートル)に埋められた「留魂碑」を記念するものである。「留魂碑」の碑面は次の通りである。※()内は旧
出典:wikipedia
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