ペガサス (HMS Pegasus) はイギリス海軍の防護巡洋艦。ピローラス級の1隻で、第一次世界大戦時にドイツ海軍により撃沈された艦である。本艦はイギリス海軍が自国の通商路保護と植民地警備を主任務とする小型の防護巡洋艦として設計・建造されたクラスである。1896年5月起工。1897年3月4日進水。1899年1月17日就役。就役後はアメリカ沿岸部に試験航海をし、その後は地中海、オーストラリア、中国、アフリカに派遣された。第一次世界大戦中の1914年9月20日、タンザニアのザンジバル港に停泊して修理中であったペガサスはドイツ海軍の防護巡洋艦「ケーニヒスベルク」の奇襲攻撃を受け、約8分間に受けた攻撃でペガサスは大きな損害を受け、同日午後に転覆して沈んだ。この戦闘時に乗員の多くは陸上にあったために死者は38人で負傷者は88人で済んだ。戦闘後に病院船「ガスコン」とスコットランド籍の商船が救難にあたった。本艦の残骸から10.2速射砲6門が回収されて再利用がされた。沈没した船体は同大戦が終わっても遺棄され、処分が決まったのは第二次世界大戦後の1955年に500ポンドで解体業者に売却されて解体処分された。
出典:wikipedia
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