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仮面ライダースーパー1

『仮面ライダースーパー1』(かめんライダースーパーワン)は、1980年(昭和55年)10月17日から1981年(昭和56年)9月26日(制作局の毎日放送〈関西地区〉のもの。TBS〈関東地区〉では10月3日)まで、TBS系列で放映された毎日放送、東映制作の特撮テレビドラマ作品、および作中で主人公が変身するヒーローの名称である。「仮面ライダーシリーズ」第7作目に当たる。放映時間は当初毎週金曜19:00 - 19:30であったが、制作局の毎日放送(関西地区)では、1981年4月11日放送分より毎週土曜17:00 - 17:30、TBS(関東地区)では、1週遅れの1981年4月18日放送分より毎週土曜7:00 - 7:30(第24話から。いずれもJST)にそれぞれ変更された。アメリカの国際宇宙開発研究所で、惑星開発用プロジェクトが進められていた。日本人男性・沖一也(おき かずや)は、自ら志願して改造手術を受け、惑星開発用改造人間・スーパー1となった。スーパー1の存在を知ったテラーマクロ率いる暗黒国家ドグマは、スーパー1の引き渡しを要求してきた。プロジェクトの責任者・ヘンリー博士がこれを断ったため、研究所はドグマによって全滅させられてしまう。一也はスーパー1に変身して生還するが、一也はまだ自力で変身できなかった。変身の極意を得るため、日本に帰国した一也は、幼少期から老師のもとで鍛えていた赤心寺に身を隠し、赤心少林拳の奥義を身につけるべく、心身を鍛え上げた。そして半年後、老師の指示で100人組手の地獄稽古によって、遂に変身の極意を会得した一也。スカイライダーとともにネオショッカーと戦った谷源次郎から仮面ライダースーパー1=スーパーライダーの名を贈られ、人類の未来のために戦う。前作『仮面ライダー (スカイライダー)』は第1クールの視聴率が伸び悩んだため、さまざまな番組強化策の検討が行われた。そのうちの1つが、新ヒーロー「仮面ライダーV9」の登場である。スカイライダーと交替して主役になる案、2号ライダーとしてスカイライダーを補佐する案、劇場版で登場する案などがあったが、毎日放送が難色を示したことと番組の視聴率が向上したことで実施は見送られた。このV9は、空を象徴するスカイライダーよりもスケールの大きな宇宙で活躍するキャラクターと位置づけられ、アメリカ航空宇宙局の宇宙飛行士が変身するという設定はこの時点でできていた。その後、仮面ライダーV9は新番組企画として再構成された。前作の改善点として「戦い方に特徴を設ける」ことが挙げられていたため、「誕生の積極性」「カンフーアクション」「特殊能力を持つ5つの手袋」という3つの新要素が設定された。1980年7月から制作準備が本格化。7月17日に行われた主役の最終オーディションで、陸上自衛隊のレンジャー部隊に所属していた経歴を持つ高杉俊价が選ばれ、前作以上にアクションを重視する方向性を決めた。なお、高杉以外の候補者として、のちに『大戦隊ゴーグルファイブ』で青山三郎(ゴーグルブルー)を演じた石井茂樹や、次作『仮面ライダーZX』で主人公・村雨良を演じた菅田俊、『劇場版 仮面ライダー電王 俺、誕生!』で仮面ライダーガオウを演じた渡辺裕之もいた。スポンサーであるポピー(現バンダイ)側からの提案により、スーパー1はスピード重視であるVジェットとアクション用バイクであるブルーバージョンのオンロード・オフロード両タイプの2台のマシンを所有するライダーとなり、バイクアクションも前作以上に重視されることになった。初期では番組終了後には通常の次回予告が流されたが、第13話から第19話の予告フィルムは、高杉が視聴者に拳法の呼吸法を教えるコーナーに変更され、次回の話のタイトルコールと一部の映像のみが流された。また、その際にかかるBGMも従来のようにオープニングテーマのインストゥルメンタルではなく、前期エンディングテーマ「火を噴けライダー拳」のインストゥルメンタル版が使用された。前作より引き続いて谷源次郎が登場しているため、設定上は前作までと繋がってはいるが、歴代ライダーの客演は劇場版で8人ライダーが登場したのみである。メインライターの江連卓によれば、視聴率や商品売り上げのために他のライダーも出してくれという注文はあったのだが、「沖一也の成長を描く上で、歴代ライダーの客演は必要ない」と判断したとのことである。出演の高杉俊介も『仮面ライダーSPIRITS』インタビューで「人気が無くなると歴代ライダーが来るよと脅されていたが、最終話には全員来て欲しかった」とコメントしている。沖一也役に抜擢された高杉は空手の有段者だったが、彼がレンジャー部隊出身と知った脚本家の江連卓が撮影開始間際に「赤心少林拳」の設定を追加した。高杉はスーパー1のスーツアクターであった中屋敷鉄也とともに、当時都下で道場を開いていた台湾人拳法家の龍明広の下で、「北派少林拳」の指導を受けている。これは、江連が個人的に龍明広に師事していたことによるものである。しかし、擬闘の岡田勝によると「赤心少林拳」と設定されつつも、少林拳からは見栄えのよいところだけを取り入れて、実際は空手の型のほうが多かったそうである。岡田は「『スーパー1』は自分の中でもベストの仕事であり、大野剣友会の殺陣の完成形だと思う」と語っており、中屋敷も自身の円熟期であったと述べている。作品自体の評価は、放映開始直後に翌年の劇場用映画制作が決定するほど高かった。子供たちからは「デザインとアクションがかっこいい」と賞賛され、キャラクターショーの集客成績はほとんどの会場で千人単位での集客を記録し、シリーズ最高の人気だった『仮面ライダーV3』に迫るほどだった。平均視聴率も前作を上回った(関東13.3%、関西19.58%)。しかし、キー局であるTBSの番組改編に合わせる形で第24話から放送枠を移動することになり、関西圏では土曜午後5時、関東圏では土曜朝7時へ振り分けられてしまった。このローカル枠移行によって児童層の視聴者が離れることを懸念したスタッフは番組の方針を見直し、玄海老師や弁慶の退場、ジュニアライダー隊の登場、敵4大幹部のコミカルなやりとりなど、内容を児童の視聴者によりアピールするものに変更した。その結果、視聴率は激減というほどには下がらなかったが、それでも北海道など一部地域では移行と同時に打ち切られるなど負の影響は避けようもなく、3年目のテレビ放映の討議もされないまま、仮面ライダー第2期テレビシリーズは終了した。後年、高杉が地方でファンと話したところ、放送枠の移動や一部地域での打ち切りを知らないまま、「ドグマ編で終了した」と思っている人が多かったという。ネオショッカー壊滅後にB26暗黒星雲から現れた帝王テラーマクロ率いる闇の王国。動物モチーフでありながら機械的な外観を持つ改造人間を擁する。組織の構成員は「ドグマ拳法」と呼ばれる独自の格闘術を習得し、拳法家や忍者、ボクサーといった武術家を改造した怪人も多い。劇場版の地獄谷五人衆は「地獄谷拳法」を使う。加えて機器の能力を併せ持つ怪人(エレキバスやカセットゴウモル、ツタデンマ)や空想上の動物をモチーフにした怪人(鬼のオニメンゴと龍のヤッタラダマス)など、多彩な顔ぶれが揃っている。また、その組織形態は従来の組織と一線を画しており、独自の司法、行政機関を持ち、警察や裁判所も存在する小国家的な性格を持つ。その目的は、この世から弱い者を抹殺して、美しい者や優れた人間たちによるユートピア(ドグマ帝国)の建設である。人間態の首領が怪人(改造人間か否かは明確ではない)に変身することや、大幹部の上に首領直属の親衛隊が存在することなど、前作までの敵組織と比較して特徴的な点が多い。シンボルマークは「横顔のカラス」を模している。数々の作戦をスーパー1によって阻止されメガール将軍も失ったテラーマクロはカイザーグロウの像の血を浴び、不死身の身体を得たカイザーグロウとなってスーパー1に挑むが倒され、ついにドグマは壊滅する。しかしB26暗黒星雲からは新たな組織がすでに地球に迫っていた。『10号誕生!仮面ライダー全員集合!!』でバダン総統はドグマを影で操っていたことを明かしている。プロデューサーの平山亨による企画書ではマーダーという名称であった。ドグマ壊滅後に現れた、悪魔元帥と配下の4幹部によって支配された宇宙からの勢力。ドグマと同じくB26暗黒星雲からの侵略者(つまり異星人や宇宙人の類)で、器物・日用品をモチーフにした怪人を操る。なお、幹部のモチーフは従来の組織と同様に生物がモチーフとなっている。組織の3大原則として「暴力、略奪、破壊」を掲げ、「ジンドグマに逆らう者は直ちに殺せ。必要なものは略奪し、不要なものは全て破壊せよ」というジンドグマ憲法に基づき、地球征服を企む。ジンドグマのマークはアルファベットのJをモチーフにしている。最終決戦では宇宙船ジュピタースーパー1を強奪し、宇宙から新型爆弾を投下することで一気に地球を攻撃しようとするが、スーパー1に阻止されて失敗した。悪魔元帥が変身したサタンスネークはスーパー1に倒され、同時にアジトも大爆発を起こす。『10号誕生!仮面ライダー全員集合!!』では、バダン総統にドグマ共々影で操られていたことが明らかになる。第23話と雑誌掲載用の撮影会では幹部のメイクや衣裳が異なっていた。沖一也が変身する、惑星開発用として唯一平和目的で改造された仮面ライダー。基本カラーは銀色。モチーフはスズメバチであり、スーパー1の目「Sアイ」は「ハチの目」に擬されている。惑星開発用として用意された両足の重力制御装置により、ジャンプ力は測定不能(重力制御装置を用いない場合は100メートル)。改造による機械部分は全身の7割である。変身に必要な風のエネルギーを取り込むために、ベルトの風車「サイクロード(サイクロイド)」が展開する。なお、主動力自体は体内の小型原子炉である。宇宙空間での活動を想定し、体内熱を逃がす伝導体が両腕・両足にある銀の凹凸ラインで循環しており、排熱に神経を使った設計となっている。また、吐き出した息を再生利用する循環型酸素ボンベで1か月の連続宇宙活動が可能。谷モーターショップのある町の地下に秘密基地を持っており、そこにあるチェックマシンでメンテナンスを行なう。チェックマシンは八角形の透視装置で一也の内部メカをチェックし、故障箇所があればレーザー光線で修理するが、ダメージを受けた箇所にはレーザーシャワーを施す。とどめのキック技に関しても拳法家の設定が活かされ、空中で赤心少林拳の型を決めながら“スーパーライダー”の名を冠した各種キック技を使う。括弧内の数字は出演回。初代『仮面ライダー』以来シリーズに関わってきたプロデューサーの阿部征司と平山亨、音楽の菊池俊輔、アクションの大野剣友会、ナレーションの中江真司、脚本家の伊上勝、監督の山田稔といったメンバーでのテレビシリーズの制作は本作品が最後で、単発作品を含めても本作品以降は『10号誕生!仮面ライダー全員集合!!』のみである。メインライターは前作で降板した伊上勝に代わり参加した江連卓が引き続き担当した。前作に引き続き参加した監督の田中秀夫は企画書ではローテーション監督の1人として予定されていたが、『特捜最前線』などと重なったため2本のみ担当したに留まった。後述の枠移動を受けて打ち切られた局もある。枠移動後の放送時間はここでは明記しない。仮面ライダーシリーズは基本的にオープニング、エンディングの歌詞表示は無いが、本作品では前作『仮面ライダー (スカイライダー)』の後期に引き続き歌詞表示が行われた。ただし、前作とは異なりカタカナ語もひらがなで表記されていた(「ジュニアライダー隊の歌」は除く)。オープニングではVジェット、エンディングではブルーバージョンの活躍がそれぞれ描写されている。作曲は全て菊池俊輔。前作に引き続き、武市昌久(「いちひさし」名義)が編曲で参加した。本作品の主題歌・挿入歌LPは『太陽戦隊サンバルカン』の主題歌・挿入歌LPと同時期に発売され、編曲者(いちひさし)、挿入歌の歌唱者(水木一郎)、バックコーラス陣(こおろぎ'73、ザ・チャープス、コロムビアゆりかご会)と、共通点が多い。なお、主演俳優が挿入歌を担当するのは本作品がシリーズ初である。他の挿入歌として、第29話でシャネルズの「街角トワイライト」、第30話で近藤真彦の「ヨコハマ・チーク」が使用されている。1981年1月2日は「超豪華!番組対抗かくし芸・スターが競う!クイズ100人に聞きました」放送のため休止。2013年7月から12月まで、Youtubeの「東映特撮 YouTube Official」にて全48話が配信された。掲載誌と執筆担当は前作と同じ布陣で継続した。

出典:wikipedia

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