「リアル・ラヴ」はアメリカ合衆国の歌手メアリー・J. ブライジの1992年のヒットシングルで、メアリーのデビュー・アルバム『ホワッツ・ザ・411?』からのセカンド・シングル。楽曲製作とプロデュースは、Mark C. RooneyとMark Moralesが担当している。 オーディオ・トゥーのヒップ・ホップクラシック「トップ・ビリン」をサンプリングしている。この楽曲は、「リアル・ラヴ」以外にも様々な楽曲においてサンプリングされている。リミックスにはラッパーのノトーリアス・B.I.G.を迎えた。この時B.I.G.はまたデビュー前であり、この楽曲への客演はB.I.G.にとって初めてのラッパーとしての仕事となった。彼はBig E. Smalls（ビギー・スモールズ）としてこのリミックスに参加している。このリミックスでは、ベティ・ライトの1971年のシングル「クリーン・アップ・ウーマン」をサンプリングしている。この楽曲はメアリーにとってポップス楽曲としては初めて総合チャートトップ10入りしたヒット楽曲でもある。アメリカ合衆国の総合シングルチャートBillboard Hot 100では最高位7位を記録した。また同R&Bチャートでも、前シングルに続いて2曲目の1位を記録している。この楽曲は、マイク・ドーティーが2000年に発表したLP『Skittish』のなかでまたトビー・ライトマンは2004年に発表したアルバム『リトル・シングス』のなかでカバーした。ダンスホール・レゲエミュージシャンのFionaもカバーしている。2008年には、DJ MAKIDAIがアルバム『DJ MAKIDAI from EXILE Treasure MIX』のなかでゲストボーカルにDOUBLEに迎えてカバーした。2007年には、ラッパーのイヴがアルバム『Here I Am』の収録曲でサンプリングした。サンプリングされた楽曲には、メアリー自身も客演参加している。

出典:wikipedia