雷波少年系熱狂的巨人ファンシリーズ(らいはしょうねんけいねっきょうてききょじんファンシリーズ)とは、日本テレビにおいて放送されていた「雷波少年」で行われた企画。都内某所に設置されたテントまたはマンションの一室の中で巨人(読売ジャイアンツ)を応援しながら生活するという企画。ナレーションは木村匡也ではなく伊倉一恵が務めた。放送では出演者の顔は隠されており、チームの勝敗に応じて食事の有無や、もらえる特典など待遇が変わっていく。連勝すればするほど食事も豪華になり、優勝すれば素顔と名前が公開できる。ただし負けるとその時点で電気、水道がストップとなる。1999年からは巨人ファンに加え、阪神ファン(1999年)、中日ファン(2000年)も参加するようになった。1998年は横浜が、1999年は中日がリーグ優勝しこの企画は失敗に終わったが、2000年にこれまでの応援の甲斐もあって見事に優勝し無事成功に終わった。巨人が優勝した翌年の2001年はこの企画は行われなかった。2002年3月には番組自体が終了してしまったため、本家の『進ぬ!電波少年』においてこの企画のスタンスを受け継いだ「電波少年的ペナントレース」という企画が放送された。1998年は多摩川の上流にあるテントで熱狂的巨人ファンであるお笑いコンビ「アンポンタン」の安藤哲也一人が応援するという内容だった。この年の巨人戦中継時の選手応援メッセージのコーナーに、熱狂的巨人ファンの元へ食事を届ける出前屋さんからのメールが紹介されたことがある。秋のスペシャルでは巨人戦直後の彼が巨人の勝利にテントの中で狂喜乱舞する様子が生中継された。翌年の当企画開始直前においてこの年も再度挑戦するか彼の自宅に訪れ交渉をおこなったが断っている。ちなみに断った時に顔隠しは消え、彼の名前と素顔が明らかになった。矢を的に当てられなかったことが一度あり、再チャレンジを申し出たが無効となった。これまでの巨人ファンに加え、阪神ファンとともに都内の某所(日本テレビタワー建設予定地)にてそれぞれの応援用テントを張り、応援合戦を繰り広げるものだった。しかし前半戦の途中で巨人ファンがドクターストップによりリタイアしてしまったため(以降はどんなに連敗状況であっても、スポーツドリンクは無条件で支給された)、以降は新たな巨人ファンを迎えるとともに新巨人ファンとタイトルを変えて続行した。後半戦の終盤では阪神ファンがドクターストップとなったが、このときは阪神ファンの恋人である摂子がピンチヒッターとして一時的に参戦し、「新巨人ファンVS摂子」として放送された。阪神ファンはその後復帰するが、摂子に会いたいという気持ちが抑えられなくなり置手紙を残してひそかにテントを去り終了となった。尚、最初の巨人ファンは東京NSC出身で、ロンドンブーツ1号2号や品川庄司らと同様に期待されていた若手お笑いコンビであるトランジスタタイムの河原純二であった。また、新巨人ファン・阪神ファンはともに大川興業の芸人であったことが後に判明した。(荻上チキ・Session-22 平成26年4月22日放送によれば、プチ鹿島が本企画に参加した旨を告白している。)新巨人ファンは当企画終了後にBluem of Youthのライブに総裁とともに参加。その際に関係者が紹介され、総裁は本名において顔出しされたが、巨人ファンは巨人のマスコットである「ジャビット君」のお面をつけてステージに立った。この時には企画の際に総裁からプレゼントされたウサギも同伴していた。ただし、最初の巨人ファンリタイア後に参戦した新巨人ファンにも企画に参加する際には付き合って間もない彼女がいたものの、企画の関係上、常に拘束されていたことが原因となり、途中において彼女に振られて失恋してしまったため、全ての項目を彼の所属事務所社長である“総裁”に変更され、さらに後半戦に追加された10勝目における“挙式&披露宴”の項目に代わり『豪華ホテルで総裁と盛大に“打ち上げ”』となった。前年のスタンスを維持した上で、応援部屋をテントからマンションの一室に変更しておこなわれた。巨人ファンには女性が参戦した。この年はどちらかのチームがBクラスになった場合女性はヘアヌード写真集発売、男性は芸能界追放、両チームがBクラスとなった場合はともに結婚しなければならないというルールが追加された。この年は見事に巨人が優勝した年であるが、優勝を控えた数日前、巨人の優勝マジックが2になった時点で巨人ファンは“リーチ部屋”に移動され、そこで応援を続けることとなった。リーチ部屋は特設ステージの中に設置されたセットであり、優勝した際は遠隔操作により壁が取り外されるとともに女性巨人ファンの素顔が公開され、特設ステージに集まった観衆とともに優勝を喜び、嬉しさのあまり号泣してしまった。この時1998年・1999年の歴代巨人ファンもお面をつけて駆けつけ、「ジャイ子ちゃん、俺たちが果たせなかった素敵な夢をありがとう!!」と言って花束を贈呈した。同じ頃、落胆していた中日ファンの部屋に1999年の阪神ファンが現れ、中日ファンのこの半年の応援生活を労うとともにしみじみと酒を交わした。しかし酔った勢いで2人は裸になりカメラに向かって「俺たちも顔を出せ!!」と怒鳴り込んだりした。この優勝により巨人ファンは番組の司会に抜擢された。巨人優勝翌日には中日ファンは故郷に帰省することになり、巨人ファン・中日ファンともに東京駅において半年間の応援生活を振り返りつつも涙ながらにお別れを交わした。さらに巨人ファンは中日ファンに手作り弁当を渡し、硬い握手を交わす。このムードに紛れ中日ファンが「キスかやぁ~」と迫ったが、巨人ファンに「バカじゃないの!!」と罵倒された。その後中日ファンが乗った新幹線を見送ったのち、その場においてスタッフからカンペが出され、「えっと次は、『雷波少年系麺ロードの旅』!」と言って次のコーナーに移るといったその場で当番組司会としての初仕事をおこなった。なお、電気代がもったいないので、後半戦からは巨人対中日の直接対決の日においては1台のテレビにおいて二人同時に応援する事に変更となった。
出典:wikipedia
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