国立大学法人 三重大学医学部附属病院(こくりつだいがくほうじん みえだいがくいがくぶふぞくびょういん)は、三重県津市にある三重大学医学部附属の大学病院である。県内唯一の大学病院・特定機能病院で救命救急センターが設置されているほか、三重県における医師および医療スタッフ育成の中心的役割を担っている。医学部の学生で結成された学生団体のMUSHが看護師の仕事を補助している。2ヶ月間隔の輪番制で伊勢赤十字病院と共同でドクターヘリの運行を行っている。また、平成25年に厚生労働省が全国で15施設を指定した小児がん拠点病院の一つである。外来の診療受付時間は平日の8:30~12:00(予約済み再診の場合は8:30~17:00)である。内科系外科系放射線科麻酔科施設の老朽化のため2006年より現在地での病棟の新築が行われている。新病棟には国内の医療施設で初めて気化式加湿方式の空調設備が導入された。2006年8月から2007年5月にかけて精神科神経科病棟を本館へ一時移転する事前工事が行われた。続いて旧精神科神経科病棟を解体、跡地に病棟診療棟を建設するⅠ期工事を2008年3月に開始、病棟診療棟は2011年6月に完成した。Ⅰ期工事では平行してエネルギーセンター棟も整備されている。引き続き、本館の南側と機械棟を解体して外来診療棟を建設するⅡ期工事が2012年6月に開始、外来診療棟は2014年9月に完成した。今後は外来診療棟の供用後に本館を解体、跡地に車寄せ・駐車場が整備される。全体の完成は2018年の予定である。1階から3階には救命救急センター、総合集中治療センター、中央放射線部、中央手術部などがある。設備階の4階を挟んで5階から11階が病棟となっている。12階には展望レストランとホールが、屋上にはドクターヘリや防災ヘリが利用するヘリポートが設置されている。現在建設中である。病棟へのエネルギー供給を担う施設として、アイソトープセンターの南東側に建設された。受電設備や非常用発電機などの電力機器、温水発生器やボイラーなどの空調熱源機器、およびそれらを管理する中央監視室が設置されている。汎用性の高い高効率機器の採用、システム構成の単純化、太陽光・風力発電の導入などの取り組みで、環境負荷低減と経費節減に配慮した設計とした。海岸沿いに立地していることから、津波対策として非常用発電機は2階に設置しており、非常時には最大3日間の電力供給が可能となっている。2012年2月1日より三重県ドクターヘリが本院と伊勢赤十字病院を基地病院として運用されている。基地病院は2ヶ月ごとの交代制で、本院は2月、3月、6月、7月、10月、11月を担当する。運用時間は8:30から17:00(冬期は日没まで)で、本院から三重県内各地へ概ね35分以内で到達可能である。運航調整委員会の運営と運航会社との契約についても本院が中心となっておこなわれている。
出典:wikipedia
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