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COROT

COROT(コロー衛星 英:Convection, Rotation and planetary Transits)は、フランス国立宇宙研究センター(CNES)が主導し、欧州宇宙機関(ESA)との協力によって2006年に打ち上げた宇宙望遠鏡で、2012年11月に故障するまで観測を行った。恒星とその周りを公転する太陽系外惑星の観測を目的とした。COROTは、2006年12月27日、カザフスタンのバイコヌール宇宙基地よりソユーズ2.1bロケットで打ち上げられ、地球の太陽同期極軌道を回っている。口径27cmの反射望遠鏡を搭載している。「対流と回転、及び、惑星の通過」を意味する英語名称のとおり、大きく分けて2つの目的をもった宇宙望遠鏡である。ひとつめの目的は、恒星表面に現れる音波を観測し、恒星の内部状態を調査することである。これまでは太陽を対象とした日震学として進歩してきた分野であるが、同じ手法を太陽以外の一般の恒星にも応用し、恒星内部についてさらに普遍的な理解を得ることが目標である。もうひとつの目的は、太陽系外惑星の発見である。英語名称にトランジット法があることからわかるように、惑星が恒星の前を横切る食を観測することによって、恒星の周囲を回る惑星を観測する。特に、地球型惑星と呼ばれる岩石惑星を検出することを大きな目標としている。太陽系外惑星の発見手法として現在主流となっているのは、惑星の公転に伴って中心星が揺れ動くことを検出するドップラー法であるが、惑星が小さい場合にはこの方法で検出するのは困難である。よって、大気圏外からの精密な測光観測によって食を検出し、小さな地球型惑星を検出することがCOROTの目的である。COROTは2007年1月17日から18日にかけてファーストライト画像を撮影した。当初、COROTの観測期間は2.5年間であったが、2009年に観測を4年間延長し少なくとも2013年まで運用することが決定した。2012年末に、観測運用をさらに2016年まで再延長することが決定したが、同年11月2日に放射線によるコンピュータ障害が起き、観測データの送信が出来なくなった。2009年3月に片系統が故障して予備系統を使っていたため、観測運用再開の望みは絶望的となった。その後、復旧が試みられたものの成功せず、CNESはミッションを終了する方針であることを2013年6月に明らかにした。 コローは、打ち上げ以来、32個の系外惑星を発見しており、さらに100個の候補が確認待ち状態にある。コローはその後も、技術的な実験データの取得を続けていたが、2014年6月17日に最後のコマンドが送信され、運用を終了した。

出典:wikipedia

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