藤井 尚之（ふじい なおゆき、1964年12月27日 - ）は、日本のミュージシャンであり、バンド、元チェッカーズのサックスプレーヤーである。福岡県久留米市出身。九州産業大学付属九州産業高等学校卒業。身長171cm。兄と甥がおり、兄は尚之と同じチェッカーズのリードボーカルで歌手・作詞家の藤井フミヤであり、甥はフジテレビアナウンサーの藤井弘輝。チェッカーズ内では、元々はベースを担当していたが、大土井裕二の加入により、サックスに転向した（但し曲によってはギターやフルートを担当することもあった）。 チェッカーズのオリジナル作品転向後は「NANA」、「Blue Rain」、「素直にI'm Sorry」、「運命(SADAME)」、「Blue Moon Stone」などを作曲した。チェッカーズがアイドル扱いされていたことやオリジナルシングルを出せない苛立ちから、一時期無精髭をたくわえ、更には髪を肩まで伸ばしていた。3年間長髪を通したが、1991年末に髪を切った。その背景にはフミヤが「髪を切るな」と尚之に忠告しており、またフミヤがファッションと髪型には妥協を一切許さない主義だったため。1992年のチェッカーズ解散後は、ソロとして活動し、1997年にはフミヤと共に、音楽ユニットF-BLOODを結成する。1996年のフジテレビ系の音楽番組『LOVE LOVE あいしてる』のバックバンドLOVE LOVE ALL STARSに参加し、サックス・管楽器を担当した。1997年に沢田研二のアルバム『サーモスタットな夏』（1997年）に収録されている「言葉にできない僕の気持ち」「ミネラル・ランチ」の作曲をしている。斎藤ノブ、後藤次利とで結成されたNon Chordsでも活動。チェッカーズとして活動していた時代には、ボーカル3人組（ダイヤモンズ）に対抗して徳永善也（サニー徳永）、武内享（アンバサダー武内）、大土井裕二（アルマジロ大土井）、藤井尚之（リットル藤井）の4人で「アブラーズ」というバンドを結成していた。2003年に復活し、チェッカーズがデビューした日でもある9月21日に、改めてデビューライブを行った。2004年8月17日、ドラム担当の徳永善也が舌癌にて他界してしまったが、アブラーズとしての活動は現在も続いている。武田真治が尚之のファンであり、武田がサックスを手にしたのは「姉がチェッカーズファンだったこと、『ギザギザハートの子守唄』の間奏など短いパートで注目を集める藤井尚之に強く影響されたから」と言っている。また尚之のライブにゲストとして出演し、誕生日を祝してネックレスを送っている。2005年1月に12歳年下の一般人女性とハワイで挙式を挙げている。2010年6月24日、第一児（女児）が誕生した。鈴木賢司とのユニット。ジョー奥田、高橋全とのユニット。有賀啓雄、屋敷豪太、松本圭司、飯尾芳史とのユニット。

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