福島駅(ふくしまえき)は、大阪府大阪市福島区福島七丁目にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅である。当駅には大阪環状線のほか、東海道本線支線(梅田貨物線)が乗り入れているがホームがないため、同線経由旅客列車は当駅に停車できない(そのため、旅客上では実質的に大阪環状線単独駅)。同線の線路は西九条駅で環状線の線路と接続しているが、東海道本線の支線としては当駅が終端で、当駅 - 西九条駅間は大阪環状線の線増(貨物専用線)という扱いである。近接してJR東西線の新福島駅が存在するが、相互は乗換駅とはみなされておらず、当駅を介した運賃通算の制度は設けられていない。旅客線のみに島式1面2線のホームを持つ高架駅になっている。分岐器や絶対信号機を持たないため、停留所に分類される。改札口は地上にある。西九条駅が管理している直営駅であり、アーバンネットワークエリアに入っている。また、JRの特定都区市内制度における「大阪市内」に属する駅である。当駅に停車する大和路快速と区間快速が直通する関西本線(大和路線)の「郡山駅」の同名駅と同じく東北本線にある福島駅と区別するため、切符には「(環)福島」と印字される。ICOCAの利用が可能である(相互利用対象ICカードはICOCAの項を参照)。「大阪環状線改造プロジェクト」の一環として、2015年3月22日から発車メロディに円広志の「夢想花」を導入している。大阪環状線が周回運転することと、歌詞の「回って回って…」にちなんでいる。大阪府統計年鑑によると、1日の平均乗車人員は以下の通りである。オフィスビル開発の進む堂島西部や中之島西部への便が良いため、JR福島駅・JR新福島駅・阪神福島駅を利用する通勤客が増加している。1973年(昭和48年)8月17日、この駅において、目の不自由な乗客が誤ってホームから線路に転落したところ、進入してきた電車にはねられ、両脚切断の重傷を負うという事故が発生した。当時、同駅には点字誘導ブロックが設置されていなかったが、このことについて、当時の国鉄に駅ホーム施設の設置・管理に不備があったとして、国家賠償法に基づいて損害賠償を請求することが可能かどうかについての最高裁判所の裁判例がある。この訴訟を契機に、全国的に駅への点字ブロックの設置が普及した。
出典:wikipedia
LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。