川本 和宏（かわもと かずひろ、1963年11月20日 - ）は、奈良県出身の元プロ野球選手。ポジションは投手。天理高校では2年時に第62回高校野球選手権に背番号9ながら左のエースとして出場。同じ2年生で右ピッチャーの小山昌男、三塁手で4番の藤本博史と共にチームを選手権ベスト4へと導いた。その後はチーム内の不祥事のため、丸1年の対外公式試合禁止の処分により、3年時の甲子園出場のチャンスを棒に振るが、甲子園での実績と素質を見込まれ1981年ドラフト会議で南海ホークスから6位指名され入団。同級生の藤本は川本と同じく南海へ4位で、小山は2位で近鉄バファローズへ入団した。藤本と小山が1軍で活躍する中で川本は1軍へ定着する事ができず1軍の試合に1試合登板したのみで1984年にわずか3年で引退した。

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