『猫の子守唄』（ねこのこもりうた、）は、イーゴリ・ストラヴィンスキーが1915年から1916年に作曲した歌曲集。コントラルトと3本のクラリネット（小クラリネット、クラリネットA管、バスクラリネット）のために作曲された4つの小曲から構成される。すべてロシア語の歌曲であるが、シャルル＝フェルディナン・ラミューズによるフランス語の訳詞でも歌唱可能である。『猫の子守唄』は『プリバウトキ』（1914年作曲）と同時期に作曲され、1919年6月6日にウィーンにおいて初演された。2日後にアントン・ウェーベルンはアルバン・ベルクに宛てて、次のように書き送っている 。以下の4曲からなり、全曲を通して演奏しても4分とかからない。

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