十勝24時間レース(とかちにじゅうよじかんレース)とは、かつて十勝スピードウェイ(旧:十勝インターナショナルスピードウェイ)にて開催されていた24時間耐久の自動車レースである。スーパー耐久シリーズの一部として開催される、当時国内唯一の24時間耐久レースであった。ただしスーパー耐久の他のレースと異なり、後述する車両規定にもあるように、SUPER GTなど他のカテゴリーに属する車や当レース独自のカテゴリーの車が混走するのが特徴。また長丁場のレースということで予選順位がさほど大きな意味を持たないため、2008年現在はスターティンググリッドを決定するための予選を行わず、スーパー耐久のマシンについてはグリッドを前戦までのポイントランキング順で決定する。なおサーキットの立地及び季節的な要因から、レース中に霧が発生しコース上の視界が妨げられることも少なくないため、レース中に霧の発生を理由にセーフティカーが入ることが珍しくない。特に2002年には視界不良が著しく、セーフティカーランすら危険であるということで午前2時から朝7時までレースが中断され、2パート制でレースが争われたこともある。2009年に入り、コースを所有する十勝モーターパーク株式会社の経営難が表面化し、最終的に同年3月31日の株主総会で清算されることが決定した影響で、当レースの開催が休止された。2009年については当初スーパー耐久のカレンダーにも「7月18日・19日に開催予定」としてスケジュールされていたが、前記の清算決定の影響でレース開催時期におけるサーキット施設使用の確約がレース3ヶ月前になっても取れないため、同年4月に開催休止が発表された。プロモーター側ではあくまで2009年は開催「休止」であり、2010年以降の再開を目指すとしていたが、日本自動車連盟(JAF)に対する2010年のレースカレンダーの申請期限までにサーキットの売却先が決まらなかったため、2010年も開催を断念している。その後2009年10月にサーキットが携帯電話コンテンツ等を扱うMSF株式会社に売却されることが決定。同社では「2011年の再開に向けて、老朽化した施設の改修・整備を行っていく」方針を明らかにしていたが、2011年以降もスーパー耐久カレンダーに当レースが復活することはなく、公式発表こそないが事実上レース再開の可能性がほぼ消滅している。※2008年現在
出典:wikipedia
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