『トライアングル』("a triangle")は、2008年に角川書店から刊行された新津きよみの推理小説、および当作品を原作としたテレビドラマ。私立大学医学部を卒業後、父の代から続く開業医の医師になるも、医師の道を諦めて国際警察の刑事に転職した一人の男が、転職の切っ掛けとなった誘拐殺人事件の真相に迫る作品であり、また、一人の女性の登場により、トラウマを抱えていた元教師が再び子供と向き合おうとする姿が描かれる。20年前、小学四年生の少女、葛城佐智恵が誘拐され、無残にも殺害された。当時の同級生であり、最後の目撃者の郷田亮二は、一度は父の後を継いで医者になったものの、事件が時効になったことから自分の道を選び、刑事になっていた。一方、当時の教師・藤崎敏子は事件後、職を辞し主婦になったが、過剰に子供に接してしまっていた。事件から20年後、研修のため日本に戻った亮二は、事件当時のクラスメートによる同窓会に誘われるが、そこで彼の前に「葛城サチ」と名乗る、佐智恵に容姿が似た女性が現れる。そして、彼女の出現を機に、奇妙な出来事が亮二の周りで起きていく。「1/2成人式」と呼ばれる10歳の時に未来の自分に当てた作文など、作品の随所に出てくる「手紙」に事件のヒントが隠されている。関西テレビの企画・制作によりフジテレビ系列(テレビ宮崎は2009年6月22日から同年7月16日まで平日の16時台に放送)で2009年1月6日から同年3月17日まで毎週火曜日の22:00 - 22:54(JST)に放送。初回は15分拡大で22:00 - 23:09に放送、第2話は前時間枠のドラマ『メイちゃんの執事』が、初回15分拡大のため、22:15から放送された。主演は江口洋介。関西テレビ放送開局50周年記念ドラマとして制作され、東京・大阪・パリ・上海の4都市でロケを行う。関西テレビの放送対象地域(近畿広域圏)のみオープニングタイトルに「関西テレビ放送開局50周年記念ドラマ」のテロップがついていた。ドラマでは原作を元にしたオリジナルストーリーが展開され、真犯人も原作とは異なる。キャッチコピーは「初恋の少女は、25年前に殺された。はずだった。」。1月6日より、トライアングル携帯サイトにて「トライアングル 〜The Other Side of Love〜」が配信された。
出典:wikipedia
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