第50回日本レコード大賞(だい50かいにほんレコードたいしょう)は、2008年(平成20年)12月30日に新国立劇場中劇場で行われた、50回目の『日本レコード大賞』である。第50回の大賞は、EXILEの「Ti Amo」に決定した。EXILEは初の受賞。「日本レコード大賞」、「日本ゴールドディスク大賞」、「日本有線大賞」、「ベストヒット歌謡祭(2003年から名称変更)」の大賞を独占したのは2002年の浜崎あゆみ以来6年ぶり。レコード大賞と最優秀歌唱賞の両方を受賞した歌手はEXILEで史上9組目。大賞を発表したプレゼンターは、司会の堺正章・上戸彩・松下奈緒の3人からではなく、審査委員長の湯川れい子。最優秀新人賞は、「海雪」を歌ったジェロに決定した。外国人男性の受賞は史上初(母方の祖母は日本人)。外国人歌手の受賞は第32回のヤン・スギョン以来18年ぶり。最優秀新人賞のプレゼンターは加藤和彦。なお、新人賞のGIRL NEXT DOORメンバー鈴木大輔は、6年前(第44回)もday after tomorrowメンバーとして新人賞を受賞している。1993年以来15年ぶりに、オープニングからエンディングまでオーケストラピットが設置された。音楽監督・指揮は、服部隆之が担当。2年前から行っている「メモリアルアクト」(過去の受賞曲の映像を時代別に放送し、当時受賞したアーティストがスペシャルゲストとして登場し受賞曲を披露する企画)では、50回記念として、森進一(「襟裳岬」)、八代亜紀(「雨の慕情」)、Wink(「淋しい熱帯魚」)、米米CLUB(「君がいるだけで」)の4組が登場。もっとも、Winkはこの日のためだけに特別に再結成した。また、森進一は後にこの年の特別功労賞を受賞した故・川内康範を代表して「花と蝶」も歌唱した。第46回(2004年)以来5年連続でサブ司会を務めた小林麻耶は当番組放送から3ヵ月後の2009年3月末にTBSを退社したため、現時点でこの年が最後のレコ大出演となっている。今年は50回目の記念大会ということで、テレビ中継(TBS系全国28局ネット)の時間枠を拡大した(午後6時30分~11時10分)。さらに終了後、大賞受賞のEXILE、最優秀新人賞のジェロをゲストに迎えた「おめでとう!第50回日本レコード大賞」(午後11時10分~11時30分)を放送した。視聴率は、前年より0.1P高い16.9%、この時間帯の首位を奪還。関西地区のMBS(午後7時~11時10分)は22.3%と前年より2.3P上回った。TBSラジオは、レコード大賞初実況の向井政生アナウンサー(1992年のリポーター以来のレコ大復帰)をメインに、リポーター(受賞者の喜びの声を伝える)の新井麻希アナウンサーを加えて、テレビの音声とのサイマル放送(一部はラジオ独自編成)で、午後11時40分まで放送。全国放送終了後の10分間は、客として会場にいた磯山さやかもラジオブースに登場した。前回同様、MBSラジオは自局番組を優先する方針のため、中継しなかった。他のJRN基幹局は、午後11時30分まで放送(RCCラジオは午後7時~11時30分)。
出典:wikipedia
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