『アラジン』(原題:"Aladdin")は、1992年にディズニーが製作したアニメーション映画。続編としてOVAも数本発売され、テレビアニメ『アラジンの大冒険』にもなった。『千夜一夜物語』の『アラジンと魔法のランプ』を元にしている。また、魔法の絨毯で世界中を旅するときに流れる曲『ホール・ニュー・ワールド』("A Whole New World")でアカデミー歌曲賞を受賞した。アメリカでは1993年の年間ビデオ販売数で2400万本を出荷し年間1位の売上となり、日本ではセルビデオで220万本を出荷し歴代1位の売り上げとなった。砂漠の王国アグラバーに暮らす、貧しくも清らかな心を持った青年アラジンはある日、王宮を抜け出したジャスミン王女を市場で助けた事で心を通わせる。だが、アラジンは王女をさらおうとした盗賊と間違えられて捕まり牢屋に入れられてしまう。それは王国の支配を企む国務大臣のジャファーが、入る者を厳しく選ぶ魔法の洞窟に選ばれたアラジンに、洞窟の奥にある不思議な魔法のランプを取って来させようとする策略だった。ジャファーはみすぼらしい老人の姿で牢屋に現れると、自分のためにランプを取って来るのと引き換えに、アラジンを脱獄させる。魔法の洞窟の中で出会った魔法の絨毯の協力でランプを手に入れたものの、ジャファーに裏切られたアラジンは洞窟の中に閉じ込められてしまう。途方に暮れ、自らランプを擦ったアラジンはランプの魔人ジーニーの主人となる。「どんな願いも三つだけ叶えてやる」とジーニーに言われたアラジンは、自由を求める彼に対し「最後の願いで君を自由にする」と約束し、最初の願いとして、法律で王子としか結婚出来ないジャスミンとの恋を叶えようと、アリ・アバブア王子に変身して王宮に向かう。最初ジャスミンは、アリ王子も今までの求婚者と同じだと思い全く相手にしなかったのだが、「一緒に広い世界を見に行こう」という誘いに乗って魔法の絨毯で世界中を旅していく内に惹かれていく。途中で不注意から正体がバレそうになるものの、とっさに「自分もお城の生活が嫌で、時々(平民に)変装して抜け出している」と誤魔化した事でジャスミンは共感を抱き、両想いとなる。その頃、ランプを手に入れ損なったジャファーは自らの魔力でサルタンを操り、ジャスミンと結婚して王位に就こうとしていた。そこへアリ王子として現れたアラジンが、ジャスミンやサルタンに瞬く間に気に入られていくのを邪魔に思ったジャファーは、アリ王子の暗殺を計るが二つめの願いもあって失敗。ジャファーは失脚し、その裏切りを暴いたアリ王子はジャスミンの結婚相手として大々的に告知される。順風満帆な未来が待つかに見えるアラジンだったが、「ジーニーの魔法が解け、アリ王子でなくなったら」という自分の立場の危うさを感じ、「ジーニーを自由には出来ない」と告げる。それを聞いたジーニーは怒ってランプの中に引き籠ってしまう。アラジンはジャスミンに本当のことを言うため彼女のもとに向かうが、その隙を突かれジャファーの手下のイアーゴにランプを奪われてしまう。イアーゴからランプを渡されてジーニーの新たな主人となったジャファーが一つ目の願いでアグラバーの支配者になり、二つ目の願いで自分を世界一の魔法使いにする。ジャファーは魔法でアラジンを本当の姿に戻させ、冬山に吹き飛ばしてしまう。絨毯の助けを借りてアグラバーに戻ったアラジンが、アグラバーの危機を救うべくジャファーに闘いを挑むが、大蛇に変身するジャファーに圧倒され殺されそうになる。その際、アラジンは「ジーニーはジャファーより強い」と言い放ち、それを聞いたジャファーは最後の願いで自分をより強力な赤いジーニーに変える。ジーニーとなって最強の力を得たジャファーだったが、ランプの制約でイアーゴを巻き添えにしてランプの中に閉じ込められ、砂漠の彼方へ追放された。ジャファーとの戦いを終えてアグラバーの平和を取り戻した後、アラジンは最後の願いでジーニーをランプから解放させて自由の身にする。サルタンはアラジンの誠実な姿に感動し、ジャスミンとの婚約を認め、アラジンとジャスミンは結ばれる。ピーボ・ブライソンとレジーナ・ベルのデュエット曲『ホール・ニュー・ワールド』。全米No.1ヒット、アカデミー賞最優秀主題歌賞やグラミー賞ソング・オブ・ザ・イヤーなどを受賞。2006年、倖田來未がオリジナル歌手のピーボ・ブライソンと共にカバーした。2014年3月にブロードウェイで『"』のタイトルで上演。では作品賞を含む5部門にノミネートされ、最優秀助演男優賞を獲得。日本では、劇団四季にて2015年5月24日から「大同生命ミュージカルシアター電通四季劇場[海]」にて上演されている。訳詞は高橋知伽江が担当。本作の英語以外の言語での上演およびアメリカ以外での上演は初めてのことである。製作は2011年。キャストはすべて公開オーディションで決定し、公開オーディションは劇団外からの参加も可能だった。2014年11月17日の公開オーディションでは、ジーニー役に外部応募者として芋洗坂係長と大至伸行が参加していた。2014年11月25日、キャスト候補が発表された。2015年3月15日にチケットの一般販売が開始されたが、正午の時点でチケット総販売枚数が20万9000枚を突破し、劇団四季の史上販売枚数の最高記録を更新した。
出典:wikipedia
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