『アニスと不機嫌な魔法使い』（アニスとふきげんなまほうつかい）は、花房牧生による日本のライトノベル。イラストは植田亮が担当。第1回ノベルジャパン大賞（ホビージャパン主催）奨励賞受賞作品「アニス」を改題・改稿し、2008年7月にHJ文庫より刊行されて以降シリーズ化している。ドルファの町にある孤児院で育ったアニスは、高名な魔法使いシド・マスターの養女として引き取られることになった。アニスは新居に到着するまでシドは初老の男性だとばかり思い込んでいたが実際に対面してみると、シドは自分とほとんど年齢が変わらなさそうな少年の姿をしていた。こうしてアニスは養父であるシドと暮らし始めるが、塔の外では「不死者」の二つ名を持つ魔導師セイ・ノーマンが膨大な魔力を秘めたアニスの血を狙って策謀を巡らせていた。

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