モスクワ総主教キリル1世(、1946年11月20日 - )は、サンクトペテルブルク出身の、モスクワ総主教。ウラディーミル・ミハイロヴィチ・グンヂャエフ()として、1946年11月20日にレニングラード(現在のサンクトペテルブルク)に生まれた。1989年11月からロシア正教会渉外局長を務め、1991年にはスモレンスクとカリーニングラードの府主教に着座した。2009年2月1日にモスクワ総主教に着座。2000年5月に、自治教会である日本正教会の首座主教着座式のため、モスクワ総主教アレクシイ2世に随行して来日。2008年9月中旬には、ロシア正教会駐日ポドヴォリエの新聖堂成聖のために来日した。2008年12月6日から、アレクシイ2世の永眠に伴い、総主教代行を務め、2009年1月27日に、モスクワ総主教に選出された。但し2009年2月1日の正式な着座までは、正式には「総主教」ではなく「選出総主教(, )」「府主教」と呼ばれていた。2009年2月1日の着座式には、アレクサンドリア総主教セオドロス2世、ポーランド正教会首座主教サワ府主教、アルバニア正教会首座主教アナスタシオス大主教、日本正教会首座主教ダニイル主代郁夫府主教など、世界各国から多くの主教・使節団が、陪祷・参祷した。2012年(平成24年)9月14日から18日にかけて、初代日本大主教聖ニコライの没後100周年を記念して来日した。9月15日に仙台市を訪問し、東日本大震災の被災者を見舞った。2016年2月12日、キューバでフランシスコ (ローマ教皇)と会談した。これは正教圏とカトリック教会の歩み寄りを象徴する出来事だった。同年5月28日には、プーチン大統領とともにギリシャのアトス山を訪れ、ロシア人修道士入山1000周年を祝賀した。2012年までに、上記の3回も含め、8回の来日経験がある。1969年に初来日したが、その際に和食に出会って以来の大の和食好きであり、「世界に数ある料理のなかでも私は未だに和食が圧倒的に好きだ」と述べている。
出典:wikipedia
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