テレビ朝日アーク放送センター(テレビあさひアークほうそうセンター)は、株式会社テレビ朝日が運営しているオフィス兼テレビスタジオである。東京都港区、赤坂と六本木にまたがる複合施設「アークヒルズ」内に立地している。テレビ朝日は1970年代末より六本木6丁目の本社敷地で社屋を建て替える構想を持っていたが、同地が住居地域に指定されていたため、中高層のオフィスビルを建てられなかった。それでも、マスター更新と報道・情報番組の制作強化を理由に、当時森ビルが推し進めていたアークヒルズに進出、同社の土地と等価交換で権利床を取得した。1985年9月28日、アークヒルズ内に「テレビ朝日アーク放送センター」が完成。同日朝の『ANNニュースセブン』が同センターからの最初の番組となった。主に報道と情報系生番組の制作に使用された。翌1986年5月26日には、同年4月に竣工したアーク森ビルに本社機能も移転。以降六本木ヒルズの現社屋完成までのおよそ17年間、同社の中枢を担っていた。2003年9月29日にテレビ朝日が現本社ビルに移転したことで再整備され、2004年8月に子会社のテレビ朝日映像、テイクシステムズが本社機能を移す。この際に1階の報道局に面していた「ニューススタジオ」(80坪)はスタジオ機能を廃する形で閉鎖され、上記2社の事務所フロアに改装・供用されている。残った3つのスタジオは近代化工事を施した上でテイクシステムズ管理下の貸スタジオ(愛称「テイクスタジオARK」)として再オープンさせた。この時期は、テレビ朝日以外の番組収録にも使用された。また、収録用スタジオへと変更される際に、テレビ朝日の現本社にある主調整室との接続を外しており、生放送への対応は基本的に行われない。2011年3月にテイクシステムズがテレビ朝日の完全子会社になった際に、3つのスタジオは再びテレビ朝日の本社直轄に移行、貸スタジオとしての運用は終了した。現在は同局のバラエティ番組やドラマ番組の収録に特化し、事実上の「本社別館」として運用されている。これはテレビ朝日の現社屋にある汎用スタジオが実質3つしかなく、いずれも生放送の運用がありドラマ撮影に適したスタジオがないことも関係している。これに伴い原宿 :BS(コロンブスビル・当時)にてBS朝日・朝日ニュースター向けに使用していたスタジオが2013年秋までに閉鎖された。2013年12月にテイクシステムズがEXタワーに移転し、代わって原宿 :BSビルから日本ケーブルテレビジョン(JCTV)が移転した。以下の情報は、テイクスタジオARKとして稼働していた当時のものである。住所 : 東京都港区六本木1丁目1番1号 アーク放送センター テイクシステムズ本社内近年は主にドラマ収録で活用。テレビ朝日の歴代昼番組で使用。出典:放送技術2012年6月号ほか
出典:wikipedia
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