株式会社伊藤園(いとうえん、"ITO EN, LTD.")は、東京都渋谷区に本社を置く、茶製品、野菜飲料、コーヒー飲料等を扱う飲料メーカーである。特に緑茶で高名である。1959年早稲田大学第1法学部を卒業して東都日産モーターで自動車セールスマンをしていた、本庄正則(1934年 - 2002年)は、日用品訪問販売会社日本ファミリーサービス株式会社を経営。弟の本庄八郎と共に、合資会社ビーエー商会(静岡市内のお茶輸出商社)との共同出資で、静岡市神明町(現・静岡市葵区神明町)にフロンティア製茶株式会社を設立。その後、東京・上野にあったお茶屋「伊藤園」から商号を譲り受け、現社名の株式会社伊藤園に商号変更。株式会社本庄商事(日本ファミリーサービス株式会社から商号変更)と合資会社ビーエー商会から緑茶事業の営業譲渡を受け、製茶卸売業として発展。1979年から、中国土産畜産進出口総公司と代理店契約を締結、烏龍茶の輸入卸を手掛け、缶入り烏龍茶を世界で初めて生産・発売、清涼飲料水市場に進出。缶入り緑茶「煎茶」(後の「お〜いお茶」)も生産・発売。缶入り烏龍茶の先駆け的な企業。主力製品は、茶製品、野菜飲料。飲料業界第4位ながら、茶飲料部門最大手に位置している企業。インパクトの強い商品名『お〜いお茶』の命名者は、島崎保彦。コーポレート・メッセージは、「自然が好きです。」日本ブーム・ダイエット嗜好の強いアメリカに2001年に進出する等(日経産業新聞より)、海外でも事業展開している。また、宝塚歌劇のスポンサーの一社でもある。その他、自動販売機設置を主としたベンダー事業も展開している。2009年頃までは、全商品とも漢字・毛筆の「伊藤園」のロゴを採用していたが、2010年頃から毛筆ロゴは主に紅茶以外の茶系のみに使い、紅茶・コーヒー・ソフトドリンクについてはローマ字の「ITO EN」のロゴタイプが使われる(以前から使用されていたものである)。ただし、ソフトドリンクのCMである場合でも、漢字表記のスーパーを出す場合もある。この他、東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅構内のみで販売されている「朝の茶事」は伊藤園とJR東日本ウォータービジネスの共同開発であり、販売者は伊藤園名義である。なお、2011年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)を受けて、同年8月末まで同社CMのラストに被災者へのお見舞いのメッセージが表示された。あわせて同期間には、同社製の缶・ペットボトル入り製品1本につき1円を拠出し、日本赤十字社を通じて義援金を提供する活動を行っていた。同年10月19日に積立てられた寄付金が約4億円に上ったことを活動報告の中で発表した。2016年10月現在番組提供はわずかでスポットCMがメインである。これはサントリー、コカ・コーラと言った競合他社とは対照的である。
出典:wikipedia
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