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大宮駅 (西武)

大宮駅(おおみやえき)は、埼玉県さいたま市大宮区錦町(当時は大宮市大宮)に存在した川越電気鉄道(その後、西武鉄道大宮線)の電停。工場前電停から直進、省線大宮駅(現在のJR大宮駅)にぶつかるところから省線駅の構内に入って南に曲がり、そのまま構内西端を駅沿いに下って終点となっていた。この南下部分と電停の敷地部分の線路は、いわゆる駅前乗り入れではなく低い築堤上に敷かれた専用軌道となっていた。このため当電停も路面電車の電停というより、省線の駅に乗り入れている私鉄の駅のような雰囲気であった。また当電停の敷地は鉄道省からの借地、つまり省線大宮駅の構内でもあり、電停名が「大宮」であって「大宮駅前」でないのもこのためと考えられる。川越久保町電停同様、当線のターミナルであった。駅構内の線路は途中で2つに分かれていたが、ホームが設置されていたのは東側の1線のみで、西側は側線として使用されていたとみられている。ホームの有効長は極めて長く取られていたようで、営業当時の写真を見ると駅舎の南側に長くホームが延びているのが確認出来る。ループ線構造や車庫は存在しなかった。駅舎は木造平屋で、開業直後には川越方に小さな食堂を併設していた。電停自体が省線と跨線橋を通じて乗換が直接可能となっていたため、有人駅として駅員が相当数配置されていた。なお、電停より先にも省線駅の構内へ向けて線路が延びていた。大宮駅開業50周年記念の写真帳に添附された構内配線略図によれば、この線路は貨物側線で、省線側の貨物側線と向き合う形で延ばされ、ちょうど互いに行き違う部分に貨物ホームが設置されている。軌間が異なり、貨車の直通が出来ないことからの措置であったとみられる。当電停は大宮駅の西口に存在した。ただし西口は今でこそ大きな駅ビルが建っているが、省線(当時は日本鉄道)が通った頃にはまだ一面の田園地帯であり、需要がないために駅の入口すら設けられていなかった。その状況は当電停が開設された1906年頃もほとんど変わらなかった。このため会社側では、駅舎の改札部分に直接跨線橋をつなぐ形にして省線の出札口と改札口を設け、当線から、もしくは当線への乗換客のみを扱うようにしていた。つまり当電停を介して西口に改札はあったものの、外部から省線に乗車する乗客を受け入れる形にはなっていなかったのである。しかし大正時代になると市街地の拡大が西口に及び、この一帯が住宅地化して住民が急増したため、西口開設が切に望まれるようになった。このため鉄道省では1926年(大正15年)2月14日に西口を開設した。この西口の駅舎は当電停の駅舎の南に設けられ、西口の駅舎から出た道と当電停の駅舎から出た道とが途中で合流し、同一の跨線橋で省線駅に入ることが出来るように整備された。その詳細には不明の点が多いが、いずれにせよ西武側も省線側もこの開設に当たって一定以上の駅舎の新築や増築、改築を行ったことは確かである。なお西口駅舎から当電停に入ることも可能であったようで、駅舎には「西武電車」との看板が掲げられていた。また「川越行バス発着所」とも併記され、川越方面への乗合自動車が発着するようになっていた。当電停のあった位置はちょうど西口駅ビルや新幹線ホームのあった周辺であり、それらの構造物や入口、通路や道路にかき消されて何も残っていない。

出典:wikipedia

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