『スラムドッグ$ミリオネア』(原題: "Slumdog Millionaire")は、2008年のイギリス映画。インド人外交官のヴィカス・スワラップの小説『ぼくと1ルピーの神様』(ランダムハウス講談社)をダニー・ボイルが映画化。第33回トロント国際映画祭観客賞、第66回ゴールデングローブ賞作品賞(ドラマ部門)、第62回英国アカデミー賞作品賞受賞。第81回アカデミー賞では作品賞を含む8部門を受賞した。インドの大都市ムンバイの中にあるスラム、ダーラーヴィー地区()で生まれ育った少年ジャマールは、テレビの人気クイズ番組『コウン・バネーガー・カロールパティ』("Kaun Banega Crorepati"、原題は『フー・ウォンツ・トゥ・ビー・ア・ミリオネア』、日本版は『クイズ$ミリオネア』)に出演する。そこでジャマールは数々の問題を正解していき、ついに最後の1問にまで到達した。しかし、無学であるはずの彼がクイズに勝ち進んでいったために、不正の疑いがかけられ、警察に連行されてしまう。そこで彼は生い立ちとその背景を語る。役名:俳優(ソフト版日本語吹き替え)映画版は原作と比べると、ストーリーが大幅に変わっている。この映画に出演した2人の子役ルビーナー・アリーとアズハルッディーン・イスマーイールの両親が「十分な出演料を受け取っていない」と発言。両親によると2人の出演料はアズハルッディーンは年間1700ポンド(約24万円)、ルビーナーは年間500ポンド(約7万円)だという。これに対し製作側は「彼らの出演料は同地区の大人が受け取る平均年収の3倍」としており、「彼らの教育費、生活費、医療費などをまかなうためのファンドもある」と反論している。それに加え「高校卒業後にファンドとは別に10万ポンド(約1300万円)が支給される」としている。このような方法を取ったのは「ギャラの一括支払で起こりうる様々なリスクに配慮したため」と説明しており、子役の報酬を周囲の大人に搾取させないためだとみられている。2009年4月19日、イギリスの大衆紙『ニュース・オブ・ザ・ワールド』は、ルビーナー・アリーの父親がアラブ人富豪に扮する記者に20万ポンド(約2900万円)で彼女の養子縁組を持ちかけたと報じた。父親はこの疑惑を否定したが、別居中の母親が警察に訴えたため同日逮捕された。しかし、人身売買を裏付ける証拠がなかったとして、23日、父親を起訴せず捜査は打ち切られた。
出典:wikipedia
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