野口 真人（のぐち まひと）は、岐阜県出身。京都大学経済学部卒業。みずほ銀行（旧富士銀行）、JPモルガン・チェース銀行やゴールドマン・サックス証券にて通貨オプションの設計に携わる。その間ユーロマネー誌によるアンケートにて3度最優秀デリバティブセールスに選ばれる。2004年に独立系最大のファイナンシャル・アドバイザリー会社である株式会社プルータス・コンサルティングを設立グロービス経営大学院の客員准教授を兼任株式会社ABCーMARTの代表取締役社長の野口実は実弟。2007年　旧カネボウの株式買取価格鑑定請求事件における鑑定補助人を務めた。2008年　新株予約権の評価手法においてモンテカルロ・シミュレーションを採用し、初めて東京地裁に認められた評価ロジックを確立した。2009年中小企業庁の主催「非上場株式の評価の在り方に関する委員会」の事務局として株価算定のガイドラインを作成した。2009年　企業価値評価に使用する割引率の計算にインプライド・リスクプレミアムという概念を導入した2011年ソフトバンクのストック・オプションの設計において、業績達成条件を織り込んだインセンティブ・プランをアドバイスした。2011年カルチャー・コンビニエンス・クラブの経営者によるMBOにおいて、独立第三者機関からファイナンス・アドバイザーとして指名を受けた。2011年トムソン・ロイター社の2011年第一四半期ファイナンシャルアドバイザーランキングにおいて第8位を獲得した。2012年10月ソフトバンクによるイー・アクセスの買収において株式交換比率の算定業務を行った。2015年5月トヨタ自動車が発行した個人向け種類株式の公正価値評価業務を行った。

出典:wikipedia