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RPGツクール95

『RPGツクール95』(アールピージーツクールきゅうじゅうご)は、株式会社アスキーから発売されていたRPG制作ソフト。ここでは後に発売された廉価版である『RPGツクール95 VALUE!』も合わせて解説する。Windowsプラットフォームとしての初のRPGツクールとしてリリースされた。主に、以下のような特徴があった。RPGツクール2000が出るまではWindows唯一のRPGツクールとして人気が高かったが、2000年4月にRPGツクール2000の登場により、本ツクールで開発する利点が少なくなり移行が進み、急速にシェアを減らしていくことになった(コンテストパークの応募作品の傾向を月別に追うとそれが如実に現れている)。しかしながら、RPGツクール95の優位性もいくつか存在する。公式サイトの動作OS対応表ではWindows XPなども動作対応となっているが、実際にそれらのOSで動かす際には制作ツール側、作成したゲームともにいくつかの制約が存在する。実質的に制作ツール側、作成したゲームとともに問題が起きないとされているのはWindows 95,98およびMeのみである。廉価版のRPGツクール95 Value!が発売されており、Windows XPでの動作保証(Homeのみ動作保証)はこちらのみである。Windows 2000およびWindows Vista以降でも動作するとの報告はあるが、公式ではいずれも動作保証されていないことになっている。廉価版でない方は、Windows XP以降で起動すると「このシステムはWindows NTでは動作しません」と表示され、強制終了してしまう。また、配布されているパッチも廉価版用であり、これを当てることもできない。作成したゲームのプレイはWindows XP以降でも公式には動作保証されていることになっている。(Windows Vista以降は32bit版OSのみ動作保証)。しかし、256色モードで動作し、Windowsのシステムパレットも書き換えてしまう形式になっているため、Windows XP以降では以下の問題が起きることが多数報告されている。このため、対応OSであってもプレイすらままならないケースがしばしば存在するが、非公式ではあるものの、これらのいくつかの問題については解決策が提示されている。作成したゲームをプレイするために特別なランタイムは不要である。RPGツクール2000以降で必要となるRTP(ランタイムパッケージ、要は共通データ集)は不要である。これは、RTPという概念自体がRPGツクール2000で初めて作られた概念であり、RPGツクール95時代には存在しなかったゆえである。しかし、RPGツクール2000以降からツクール作品を遊び始めたプレイヤーが「RPGツクール95作品を遊ぶためのRTPを探しているが見つからない」という誤解を持つことが少なくない。(RPGツクール95 RTPというものは存在せず、そのような物がインストールされていなくても遊べる)作成したゲームをプレイ開始するには、フォルダにあるGame.exeを実行すれば良い。しかしながら、フォルダにあるファイル数が膨大な数になりやすく、このファイルを探すのに苦労することがある。これは、ゲーム内の音楽などの素材やイベントのファイルが全て同じフォルダに置かれるうえ、イベントのファイルはゲーム内の一つのイベントごとに一つが作成されるため、普通の作品でも数百、長編では数千以上にも及ぶ数のファイルが作成されるためである。このイベントのファイルの仕様は、廉価版RPGツクール95 Value!では改善され、一つのマップごとに一つのファイルが作成される形式になった。セーブを行うとファイルダイアログが開き、セーブファイルの名前の入力が求められる。このため、名前を変えて任意の数のセーブファイルを作成することが出来る反面、同じ名前を入力するとセーブが上書きされてしまうことから特に注意が必要である。特に、別のRPGツクール95作品ともセーブファイルは共用であり、あるゲームで作成したセーブファイルを別のゲームで読み込むということも可能であり、当然この場合ゲームは正常に作動しないため、どのゲームのセーブファイルなのかをプレイヤー側がきちんと管理する必要があるなどの問題点がある。パーティー、能力値(パラメータ)や魔法、アイテムなど数々のゲーム内要素に関して、RPGツクール95には他のツクールと比較して多くの独特の仕様がある。本項目では、他のツクールの利用者および本ツクールで作られた作品のプレイヤーが特に留意すべき点を列挙する。パーティーは最大8人まで組むことが出来たが、戦闘に加わるのは先頭の4人だけであるゲーム内に乗り物として、カヌー、船、飛行船を登場させることが可能である。それぞれグラフィックの変更により別の乗り物のように見せることも可能である。例えばコンテストパーク受賞作品「パンダとウサギ」では飛行船を気球のグラフィックにしていた。カヌーと船はいずれも海や川といった水に関する地形を通行可能であるが、それぞれ通行可能な地形が異なる。カヌーは浅瀬を、船は深海を通れるが、もう一方は出来ない、という具合である。これらの乗り物タイプはイベントにも指定可能である。例えばイベントタイプを船にした場合、通行可能な地形が船と同様になる。この機能を利用すれば、RPGツクール2000のように上下左右の方向ごとに通行判定の指定が出来ない本ツクールでも似たことが実現可能になる。例えばコンテストパーク受賞作品の「ムーンホイッスル」では、建物の屋上の地形タイプを海とし、屋上に出る際に主人公のイベントタイプを船に変更している。こうすることにより通常の地形からは屋上に入れず、屋上に出たときは通常の地形におりることも出来ないようになっている。能力値(攻撃力、守備力、および素早さ)アップの魔法やアイテムを使った場合、戦闘中の場合は、戦闘が終了すれば能力値アップは解除されるが、これらの魔法やアイテムは何故か移動中にも使用可能になっており、それを繰り返し使えば能力値の上限まで値を上げた状態で戦闘に臨むことが可能となってしまう。この方法で上昇した値は戦闘が終了しても持続し、レベルが上下するか装備を変更するまで続いた。素早さについては一度上げた能力値は何をしても戻らなかった。このバグのため、恒久的に攻撃力や守備力を上げる方法が存在しない。そのようなアイテムを作ろうとしても「一時的に上昇するアイテム」と見なされ、前述のバグのような仕様になってしまう。要するに、ドラクエで言う「力の種」「守りの種」といったアイテムを作成することが不可能である。ゲーム作成者はこのバグに対処するため、能力値アップ魔法を作らない方法を取ったり、このバグがあることを前提にしそれを戦闘でゲームが詰まった時の救済措置とするなどの方法を取った。フリーゲーム「赤のクロニクル」など後者を採用した作品ではこのバグを利用した技のことを「ドーピング」などと呼んだ。魔法防御力というメニュー画面に表示されないパラメータが存在する。これは種別がアクセサリに設定可能な値で、その値のパーセンテージの分だけ、敵から受ける魔法のダメージを減らすことが出来る。例えば、魔法防御力20のアクセサリを装備した場合、敵から受ける魔法のダメージは20%減、つまり80%となった。魔法防御力が100のアクセサリを作成すれば敵の魔法で受けるダメージは全てゼロとなることから、『禁術と呼ばれる術』などの作品ではそのようなアクセサリも登場した。敵側には魔法防御力は設定できない。味方のみのパラメータである。敵側には代わりに、魔法ごとに効果率を0%~200%で設定することが可能である。魔法防御力は、名前を変更することが出来ない。他のパラメータは名前の変更が可能であるため、例えば魔法を「特技」など別の名前に変更した場合でも「『魔法』防御力」という言葉を使わざるを得ず、若干の違和感があった。状態変化については、毒、眠り、痺れ、混乱、魔法封じが存在する。眠り、混乱を除き戦闘中は自然治癒しない(回復には魔法やアイテムを使うしかなかった)。毒のみは戦闘が終了しても持続する。痺れ状態になると行動不能になるが、前述のとおり回復魔法やアイテムを使わない限り自然治癒しない。このため、一度敵を痺れ状態にしてしまうと、戦闘不能(HPがゼロ)になるまで攻撃が出来たので実質倒したのと同じことになってしまう。毒については、戦闘中に受けるダメージは一律5ダメージで、通常の最大HPの比率としてはかなり少なく、戦闘中はほぼ無視できる状態であった。このため、わざわざ敵に使う意義は薄い場合が多かった。本ツクールのイベントの仕様はRPGツクール2000以降のツクールと似ているが異なる部分も少なくなく、RPGツクール2000以降の仕様に慣れている人には戸惑う部分もある。本項目ではイベントの仕様のうち、特にこれから制作や解析を行う人が注意すべき点を中心に取り上げる。

出典:wikipedia

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