ペダル・ピアノ(英 "pedal piano")とは、パイプオルガンの足鍵盤と同じ配列の足鍵盤を持つピアノ。18世紀以前にオルガニストの練習用として、ペダル・クラヴィコードやペダル・ハープシコードがこの目的のために用いられた試みの延長として、ペダル・ピアノも開発された。19世紀にはメンデルスゾーン、シューマン、フランツ・リスト、アルカンなどが関心を示したが、この楽器を意図した作品は少数にとどまった。もともとペダルは、ピアノのダンパーのONOFFほかに用いられていたのであり、「足鍵盤を操作していては元来のペダルが踏めないではないか」、という批判から逃れることは出来なかった。20世紀には、アルベルト・シュヴァイツァーがアフリカの診療所で足鍵盤付きのアップライトピアノを使用しているが、これは主にバッハの、足鍵盤を伴うオルガン作品を演奏するためだった。これも短命に終わった。なお現在では、オルガニストはパイプオルガンか、パイプオルガン型電子オルガンを練習に用いるので、ペダルピアノが使用されることはまず考えられない。
出典:wikipedia
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