沖縄海邦銀行サッカークラブ（おきなわかいほうぎんこうサッカークラブ）は、沖縄県那覇市を本拠地とする社会人サッカークラブチームである。1985年に「沖縄海邦サッカークラブ」として結成し地元の社会人サッカー愛好家が参加してチームを運営してきた。1997年には九州各県リーグ決勝大会で準優勝するも、入替戦で三菱重工長崎に敗れ九州サッカーリーグ昇格を逃す。1999年の沖縄県リーグ優勝により出場した、2000年1月の九州各県リーグ決勝大会で沖縄県勢初優勝を果たし、沖縄県のクラブとしては初めて九州サッカーリーグに昇格。同年から、地元の金融機関である沖縄海邦銀行とスポンサー契約を結んで現在のチーム名となる。しかし、初の九州サッカーリーグでは18試合でわずか2勝しか挙げられず、9位のブレイズ熊本に勝点11の差をつけられ、1年で沖縄県社会人サッカーリーグへ降格。降格した2001年には、ラモス瑠偉らを擁する沖縄かりゆしの後塵を拝した（かりゆしは同年9戦全勝優勝、九州各県リーグでも優勝し、九州サッカーリーグ昇格）が、2002年に沖縄県リーグ1部で3年ぶりに優勝、九州各県リーグ決勝大会も優勝し、3年ぶりの九州サッカーリーグ復帰を果たした。再昇格後、2009年度まで7年連続で九州サッカーリーグに在籍しているが、いずれも中位から下位の順位で、先述の沖縄かりゆしや、後に九州サッカーリーグに昇格し、現在はJ3リーグに在籍するFC琉球の後塵を拝する形となっている。2006年度には9チーム中最下位となり、翌年1月に九州各県リーグ決勝大会2位の延岡市SCとの入替戦まで経験したが4-3で勝利して残留した。

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