『24アワー・パーティ・ピープル』(トゥエンティフォー - 、"24 Hour Party People")は、2002年に制作されたイギリスの映画である。1978年創立、1992年に破産したマンチェスターのインディーズ・レコード・レーベル、ファクトリー・レコードの社長であったトニー・ウィルソンの回顧録を基に、1980年代後半から1990年代初頭にかけて起きたマンチェスター・ムーヴメント(俗に「マッドチェスター」と呼ばれている)を描いた映画。監督はマイケル・ウィンターボトム。映画のタイトルはサントラにも収録されているハッピー・マンデーズのヒット曲に由来する。不況の嵐が吹き荒れる1976年6月4日のマンチェスターのレッサー・フリー・トレイド・ホールで行われたセックス・ピストルズのライヴ。ライヴの観客は42人、その中には後にシンプリー・レッドを結成するミック・ハックネル、後にジョイ・ディヴィジョンとなるワルシャワのメンバー、後にバズ・コックスのメンバーとなるハワード・ディヴォード、後にザ・スミスのメンバーとなるモリッシー、ニュース・キャスターであり後にファクトリー・レコードを創設するトニー・ウィルソンがいた。物語はウィルソンと4人の若者によるサクセス・ストーリー。俳優のアラン・イラズマス、マネージャーのロブ・グレイトン、プロデューサーのマーティン・ハネット、そして後にニュー・オーダーなどファクトリー所属アーティストのアルバムジャケットなどを手掛けるようになるピーター・サヴィル。そしてウィルソンが創設したファクトリー・レコードから生まれた音楽、そのファクトリーが手掛けた大型クラブ「ハシエンダ」がひとつのムーヴメント、時代、伝説を築き上げていく。サウンドトラック盤はマッドチェスターの主役となったアーティストの楽曲、特に物語の要となるジョイ・ディヴィジョンとニュー・オーダー、ハッピー・マンデーズのヒット曲が多数収録されている。映画タイトルになったハッピー・マンデーズの「24アワー・パーティー・ピープル」はジョン・カーターによるリミックスが収録されている。またニュー・オーダーは新曲2曲を提供、その内「ニュー・ドーン・フェイズ」はジョイ・ディヴィジョンのカバーナンバーでモービーの他スマッシング・パンプキンズのビリー・コーガンとレッド・ホット・チリ・ペッパーズのジョン・フルシアンテがゲスト参加しており、もう1曲の「ヒア・トゥ・ステイ」はケミカル・ブラザーズとの共同プロデュース作品である。なおこのサントラ盤のジャケットもピーター・サヴィルが手掛けている。
出典:wikipedia
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