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ダイハツ・アプローズ

アプローズ("Applause" )は、ダイハツ工業が生産・販売していた小型5ドアセダン。ダイハツ・シャルマンの後継車種および同社のフラグシップモデルとして登場し、1999年12月まで生産が行われ、2000年5月まで販売が行われた。1989年のジュネーヴショーにMS-X90の名で参考出品されたのち発売開始。それまで同車のクラスは業務提携先(当時)であるトヨタ自動車(以下トヨタ)と競合するためE20系およびE70系カローラ用のプラットフォームを流用したシャルマンでまかなわれていたが、バブル景気の最中で自動車販売が好調な時期であったことから、業務提携先のトヨタより独自開発の許可を得ることに成功している。ボディは一見して4ドアのノッチバックセダンに見えるが、トランクとリアゲートが持ち上がる5ドアハッチバックという凝った構造(スーパーリッド)である。なお、この『スーパーリッド』のコンセプトはアプローズの登場以前の車種ではクライスラーの『ダッジ・シャドウ』やフィアットの『クロマ』、国産ではトヨタの『スプリンターシエロ』(欧州名:カローラ5ドア。シリーズ通算6代目)および『コロナSF』(欧州名:カリーナE5ドア。シリーズ通算9代目)のほか、三菱自工の3代目『ランサー』および4代目『エテルナ』(欧州名:ギャラン5ドア)などに見られ、アプローズの登場以降の車種ではシトロエンの『エグザンティア』や『クサラ』(5ドアのみ)、シュコダの『オクタビア』、更に21世紀以降に登場した車種では2代目までのマツダの『アテンザスポーツ』、トヨタの4代目『プリウス』などにも見られた。ダイハツとしては少ない車種で多くの顧客を取り込もうとした努力の賜であったが、発売直後に燃料タンクの技術的問題に起因する事故・トラブルが続出してリコール騒動に発展したことが販売面において悪影響を及ぼすこととなった(後述参照)。ダイハツの数少ない登録車系セダンモデルであったことから、マイナーチェンジを繰り返しつつ生産が続けられたが、2000年5月にシャレードと共に国内での販売が中止された。ちなみにセダン風のハッチバック車であるボルボ・440、フィアット・クロマ及びアプローズをステーションワゴンに改造するキットを製造したドイツ企業があった、ベルギーでは輸入業者自らこのキットによる改造を施し、アプローズ・ブレークとして1991年から1992年に自社の正規商品に加えていた。最初にATとオルタネーターの不具合が見つかり、この2件のリコールを運輸省(当時)へ届出た。しかし、届出た10月27日がたまたま第28回東京モーターショー(1989年開催)の一般公開日初日であったことから、モーターショーの主催者である自動車工業振興会会長が、リコール対象車種となったことを理由に出品自粛を要請するようなコメントをし、そのことが新聞等でも報じられた。また、燃料タンクの空気抜きの設計にミスがあったため、給油中や、タンク内の圧力が外気圧より高くなってしまっている状態の時に給油口のキャップを開けた場合に、給油口からガソリンが逆流して噴出する恐れがあった。11月には、噴出したガソリンに何らかの火が引火しガソリンスタンドの従業員が火傷を負うという事故が発生、さらに走行中に出火し車が全焼するという事故も発生してしまった。翌12月には燃料タンクと他に見つかったブレーキ系統の不具合を合わせてリコールを届出たが、届出内容にある出火事故に朝日新聞が着目し、同紙は「欠陥車」「燃える車」「ダメハツ」などという言葉を使い極めて扇情的な反ダイハツのキャンペーンを展開した。これは同車の販売のみならず、ダイハツのブランドイメージにとって致命的な大打撃となった。この一件の後、各メーカーはリコールの届出を非常に恐れるようになり、後にリコール隠しが多発した原因の一つと指摘する者もいる。エンジンはHD型1589cc直列4気筒SOHCエンジン。EFI仕様と電子制御キャブレター仕様があり、最高出力は前者が120馬力、後者は97馬力。1997年9月のマイナーチェンジ時にデスビレス化などの改良を受ける。(最高出力は変わらず)駆動方式はFFとビスカスLSD付センターデフ方式フルタイム4WDの2タイプ。トランスミッションは5速MTと4速ATの2タイプ。ただし4WDはAT未設定。アプローズ("Applause" )は、英語で「拍手喝采」の意味。モデル途中に登場したサブネームの「θ」は数価で「9」を意味し、90年代にひっかけている。

出典:wikipedia

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