『特命係長 只野仁』(とくめいかかりちょう ただのひとし)は、講談社『週刊現代』にて連載されていた柳沢きみおによるサラリーマンとアクションをテーマとした長編漫画。続編に『新・特命係長 只野仁』・『特命係長 只野仁 ファイナル』・『特命係長 只野仁 ルーキー編』がある。2003年から2012年までテレビ朝日系においてテレビドラマ化された。講談社『週刊現代』で2007年4月21日号まで連載された。連載終了後も本誌の広告の企画コーナーでイラストがたびたび掲載されていた。2009年1月10日・1月17日新年特大号より『特命係長 只野仁 リターンズ ルーキー編』として連載が再開したが、2009年6月27日で『週刊現代』での掲載は終了した。以後は『ケータイ★まんが王国』にて連載し、2010年『月刊ヤングマガジン』第2号より『特命係長 只野仁 ルーキー編』として雑誌での連載が再開した。『日刊ゲンダイ』の2007年7月2日号(6月30日発売)より、『特命係長 只野仁 ファイナル』が連載されている(6月30日以外は月〜金曜日発売分に連載)。『特命係長 只野仁 ファイナル』はまた、『ケータイ★まんが王国』にてケータイオリジナル作品として『日刊ゲンダイ』と同時連載している(Bbmf社運営)。2010年には『週刊ヤングマガジン』創刊30周年企画として、『特命係長 只野仁 ルーキー編』が短期集中連載されている。『特命係長 只野仁 ルーキー編』及び『特命係長 只野仁 ファイナル』の連載分の単行本は以前はBbmfマガジンで出版されていた。2013年から『特命係長 只野仁 ルーキー編』は講談社、『特命係長 只野仁 ファイナル』はぶんか社にて刊行されている。『週刊現代』での連載分の単行本はぶんか社コミックから出版されている。作品中に、登場人物のセリフを借りて、作者である柳沢個人の「ものの考え方」が描かれることが多い。主に人間の欲や人生観が多く描写されている。注:次の記述は「週刊現代」版に基づいて記載されている。只野仁(ただの ひとし)の本名は「ただのじん」、しかし周囲は「ジン」ではなく「ただのひと」とちゃかして「ただのひとし」で通っている。東京の大手広告代理店・電王堂(でんおうどう)の総務第二課係長。入社のきっかけは、東都体育大学(部はラグビー部、趣味は空手、空手の練習が日課になっている。大学のモデルは日本体育大学らしい)在学中に立ち退きを拒否していた大家の娘がヤクザに拉致されたのを助けた際、同じヤクザに電王堂社員の不祥事で恐喝され交渉しようとしていた電王堂の社長(現・会長)に見初められたことから。表向きは月に半分は早退・遅刻・欠勤で、地味で冴えない窓際係長だが、裏の顔は会長の特命を受け社内外のトラブルを秘密裡に解決するトラブルシューター。高級マンションに住んでいるが、隣接するボロアパートをダミー住居に使っている(居室も隣接しているため窓から移動)。特技はSEXと空手で、会長秘書の坪内紀子とジャパンテレビアナウンサーの新水真由子とは関係を持っている(ドラマでは坪内との関係はなし)。昼の只野はもちろんもてないが、同僚の山吹一恵は昼の只野に興味を持っている。原則、特命遂行以外で暴力は使わないが「どんな理由があっても男は女に手を上げてはならない」というポリシーから、街で女に暴力を振るう男を見ると容赦なく制裁する。喫煙者で、コイーバシガレットを愛飲している。好きな映画は『まむしの兄弟』の模様(映画撮影現場で探していたところから)。2003年から2012年まで高橋克典主演でテレビ朝日系にて放送された。2016年、このドラマスタッフおよび主演・高橋克典が再結集。インターネット映像配信サービス・AbemaTV初のオリジナルドラマとして、同年冬(詳細時期未発表)『特命係長 只野仁 AbemaTVオリジナル』と題して完全新作々品が「配信」予定。高橋克典主演のテレビ朝日系のテレビドラマ『特命係長 只野仁』の劇場版。2008年12月6日公開。2008年にニューギンからパチンコ・パチスロ化されている。当機の演出で、事実上の初アニメ化となった。
出典:wikipedia
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