日田バス株式会社(ひたバス、英文表記:Hita Bus Co., Ltd.)は、大分県西部を営業エリアとする、西日本鉄道(西鉄)系列の乗合バス・貸切バス事業者である。路線バスは日田市・玖珠郡九重町・同郡玖珠町を中心に運行しているほか、一部路線は福岡県や熊本県へも足を伸ばす。他事業者と共同で福岡県及び長崎県との間に高速バスも運行している。また、日田市の市地域公共交通総合連携協議会より委託を受け、日田市内循環バス「ひたはしり号」の運行も行っている。本社所在地は大分県日田市本町8番18号。以下の営業所を持つ。平成24年7月九州北部豪雨で久大本線が被災したことに伴い、同年7月下旬から8月24日まで代行バスを貸切扱いで西鉄バス久留米と共に筑後吉井駅 - 日田駅間で運行した。このバスは、日田バスと西鉄バス久留米の路線車のほかに同会社の貸切車も使用された。高速バス車両は、自社発注の三菱(西工S型)と、西鉄・西鉄観光バスから譲渡された三菱(西工S型・SD-I・C-I)、日産ディーゼル(西工C-I)、西鉄高速バスから譲渡された日野(西工S型)で構成される。近年の西鉄からの譲受車は、西鉄時代の塗色のままで使用されており、側面・後面(一部)にはわかりやすいように「日田バス」と表示されている。また、他にも九州急行バスから譲渡された三菱(西工C-I)も存在していたが、すでに廃車となっている。一般路線バスの車両は自社発注の小型バスと西鉄からの移籍車三菱ローザ、中型は自社発注のトップドア(前扉)車と西鉄系列から譲渡されたいすゞ車・日産ディーゼル車が現存している。急行はひた号から転用されたE型(全車廃車)、S型が使用されていたが2004年より中型トップドア車が使用されるようになった。その後2012年秋の路線短縮後しばらくしてからは西鉄より移籍した中型前中扉の路線車に置き換えられた。コミュニティバスは、「ひたはしり号」には、専用の車両(日野・ポンチョ)3台が、桃山線には三菱ふそう・ローザが使用される。「ひたはしり号」車両が検査などで使用できない時は、ローザが代走する。自社の所属車両については、本来営業所表記はなかったが、西鉄時代の塗色のままの譲受車両のうち高速用車両全車と一部小型車については、管理受託車両と同じ「○日」を表記するようになった。車両は大型は西工C型(C-I、C-II)、中型・小型は純正車を採用しており、自社発注車もしくは西鉄、九州観光バスから譲渡された車両で構成されている。近年貸切減車により高速バスに転用された車両がある。塗色は小型の一部を除いて西鉄グループの貸切カラーのルーセントを使用していたが2006年より水色をベースとした自社カラーの採用が始まった。しかし、再び西鉄観光バスと同様の「青い鳥」塗装が導入され、2012年現在、小型車を除きオリジナル塗装の車両は全廃されている。その他、ギャンブル輸送として武雄競輪無料直行バス(西鉄吉井営業所 - 武雄競輪場)を運行している。また、かつては西鉄から移管された佐賀競馬場の会員バスを営業していた。路線バス、貸切バス運行の他に、一般車の車検、整備や玖珠町ふれあい福祉バス(道路交通法第79条による自家用自動車の有償運行 )の運行、玖珠町、九重町スクールバスの運行業務(いずれも白ナンバー)も行なっている。また、不動産賃貸や保険、バスセンター内における物販等も行う。
出典:wikipedia
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