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イシクラゲ

イシクラゲ(学名:Nostoc commune)は、ネンジュモ属に属する陸棲藍藻の一種で、食用にされることもある。同じ名を持つきのこのイシクラゲは子嚢菌門に属する別種の生物。世界各地の裸地の土の上に生育し、寒天状の群体を形成する。群体の寒天質の基質の中に細胞が1列に連なり数珠状の細胞糸が埋もれている。ネンジュモ(念珠藻)の名称はこの細胞糸の形態に由来する。なお、この細胞列には通常の細胞より一回り大きく、窒素固定をするために分化した異型細胞(ヘテロシスト)を交える。イシクラゲに近縁なネンジュモ属の食用藻に清流の浅瀬の石や草に付着するアシツキ(カワタケ)("Nostoc verrucosum")や、北方ユーラシアの乾燥した草原地帯の地表に生育する変種の髪菜("Nostoc commune" var. flagelliforme、はっさい)が知られている。日本では、北海道、本州、四国、九州に広く分布する。庭先や道ばたなど様々な裸地の地表、コンクリート面などで見られ、雨が降った後に藍緑色寒天質の膨潤した群体が突然目立つようになる。乾燥状態では地面にへばりついた黒いかさぶたのように見え、手で揉めば小片-粉末状に壊れる。イシクラゲは休眠胞子(アキネート)を分化せず、乾燥状態で無代謝状態となり生命を維持する能力(クリプトビオシス)を示すことが知られている。100年以上乾燥状態で保存されていた標本を培養液にひたすと増殖しはじめたという報告がある。乾燥したイシクラゲのコロニーにはトレハロースが蓄積しており、細胞外多糖とともに極限的な乾燥耐性に深く関わっていると考えられている。15世紀の錬金術師 パラケルススがNostrhylとNasenloch(ともに「鼻孔」を意味する古い英語と独語)から造語をつくり「Nostoch」と名付け、これがNostocという属名の由来である。日本で古来から食用にもされ、付着した土や枯れ葉などを丁寧に除去して湯通しし、酢の物などにして食べる。別名はイワキクラゲ(岩キクラゲ)や姉川クラゲ(滋賀県姉川に因む)。沖縄県ではモーアーサ(毛アオサ・毛は芝生の意)、ハタカサ(畑アオサ)などと呼ばれる。中国では変種で細長い髪菜(はっさい)が煮込み料理の素材として珍重されてきた。主に、「発財」(財を成す)との語呂合わせによるものであるが、乱獲が環境破壊を進めるとして、2000年に採取や輸出が禁止された。また、本種は葛天米、或いは天仙菜と呼ばれて古くは漢方で生薬として用いられた事もあり、試験管レベルで抗腫瘍作用や抗ウイルス作用も確認されている。

出典:wikipedia

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